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塩味が増すというキリンの「エレキソルト スプーン」で一風堂の減塩ラーメンを食べてみた!

2024.12.20

ラーメンって、本当に旨い。日本のLINEリサーチの調べによると「月に2~3日」が33%、「週に4~5日以上」「週に2~3日」「週に1日」を合わせた【週1日以上食べる】という人の割合は、全体で35%。しかも、30~60代男性では【週1日以上食べる】人の割合がいずれも4割台で、10~20代の3割台と比べてやや高い割合なのだそう。

一風堂とキリンHDとのコラボで生まれた減塩ラーメン?

……なかなかの頻度だ。だが、ラーメンは塩味が強いもの。健康のことを考えると、心配なのは確か。「旨いんだから、しょうがないじゃないか!」 と逆ギレ(?) してしまいそうだが、なんとあの「一風堂」とキリンホールディングスがタッグを組んで、減塩しても旨いと感じさせるラーメンを開発してくれたのだ。

『減塩白丸元味』(1000円)だ。一風堂定番メニューの『白丸元味』から塩分を30%カットした減塩ラーメンだ。「薄味で物足りないんじゃない?」と思う人がほとんどだろう。その心配を解決してくれるのが『エレキソルト スプーン』だ。

これはスプーンの先端から微弱な電流を流すことで、食品の塩味を約1.5倍に増強する食器型のデバイス。2019年にキリンが開発に着手し、2024年5月から公式オンラインストアなどで予約販売を開始したものだ。

『エレキソルト スプーン』開発を担当したキリンの佐藤愛さん(左)と力の源カンパニーの冨田英信さん(右)。佐藤さんは「健康経営に取り組む企業や減塩支援を行なう自治体なども訴求したい」と意欲的。冨田さんも「塩分を減らすだけでは物足りない味になるので、うま味や甘味などでバランスを取りました。結果、そのまま食べても美味しい仕上がりにできました」と自信満々。

いざ、実食! 減塩ラーメンを旨く感じるのか?

本当に旨く感じるのだろうか? 編集部のテラダが実食してみた。まずはスープからズズッ。レンゲではなく、スプーンで汁をすすることに違和感はあったものの、飲んだ瞬間、「これ本当に減塩?」と思うほど、フツーに塩味も旨味も感じられ、「旨いじゃん!」と思わず笑みがこぼれる。

続いて、麺。しかし、『エレキソルト スプーン』でどうやって食べればいいの? と思ったら、

キリンさんが下図のように食べてほしいという。片方の手にスプーンを持ち、先端をスープに漬けたままに。もう片方の手に箸を持ち、ラーメンをすするというものだ。

これがなかなか難しい。これまで意識したことがなかったが、ラーメンをすする時、丼を持ったり、テーブルに手をついたりして、バランスをとりながら食べていたことに気が付く。そんなアハ体験をしつつ、『エレキソルト スプーン』的ラーメン作法に則って、麺もズズッ、ズズッ。

食べにくさはあったもの、味はスープ同様に「旨い!」の一言。減塩メニュー特有の〝物足りなさ〟を感じることはなかった。いつも罪悪感を覚えながらラーメンを食べていたが、これならそんな気持ちが軽減されると思う。定番化してほしいところだが、「一風堂 浜松町スタンド」(東京都 港区 浜松町1-27-6)で2024年12月21日(土)、22日(日)、ともに15時から18時までの限定(完全予約制)。

「健康」と「ラーメン」を天秤にかけている諸君には、ぜひ食べに行ってほしい。こうした取り組みが成功すれば、健康的にラーメンを食べられる日が近づくのだから!

取材・文/寺田剛治

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