各地で多種多様な進化を遂げるうどんは〝ご当地チェーン〟と呼ばれる店が数多い。そんな店のひとつ『資(すけ)さんうどん』がこの冬、東京に出店する。そこで都内に進出しているご当地チェーンの高額トッピングを調べてみた。
ご当地うどんチェーン高額トッピングランキング
愛知県を中心に展開する『若鯱家(わかしゃちや)』。名古屋式カレーうどんが味わえる店のトッピングはカレーとの相性抜群の『ロースカツ』が上位に入った。
福岡県の『資さんうどん』は、海老、イカなど5種類が盛り付けられた『大海老天ぷら盛』。天つゆつきで、天ぷら単体でも楽しめる。大阪府の『つるまる饂飩』は、ごぼう天と牛肉が入った『肉ごぼう天』、香川県の『こがね製麺所』は王道の『えび天』が最高額。
紹介した店の他にも、福岡県の『ウエスト』、埼玉県の『武蔵野うどん竹國』、山口県の『どんどん』などが東京都内に出店済み。『資さんうどん』が大きな話題となれば、地元で愛されるうどんをお手軽価格で味わえるチェーンが今後、続々進出するだろう。
※各トッピングは食材価格上昇のため、変更されている場合があります。
この冬、関東に2店舗オープン
【福岡県発】資(すけ)さんうどん
酒類も販売しているので、トッピングを単品で注文する人も多い。6位以下には福岡県のうどんに欠かせない『ごぼう天』や北九州名物の『かしわ』も。
東京都内に4店舗を展開
【愛知県発】若鯱家(わかしゃちや)
カレーうどんのトッピングなのでほかと比べると独特のラインアップ。えびフライも販売しているところに名古屋発祥のチェーンらしさを感じる。
※店舗により商品価格が異なります
赤坂や新橋などに出店
【大阪府発】つるまる饂飩
昆布とかつおでとったダシをベースにした関西風のつゆが自慢のチェーン。うどんのトッピングではあまりみられない穴子天が上位に入った。
恵比寿と江東区内に2店舗
【香川県発】こがね製麺所
気軽に味わうセルフ式の店が地元に多いためか、リーズナブルなトッピングが多い。噛むと身がほぐれる『かにかま天』は、つゆとの相性が抜群だ。
※香川エリアの価格
取材・文/渡辺雅史 イラスト/フジノマ