家電メーカーのアレティは、2024年12月13日よりインバーター「チャリパワー(ivt2499)」の予約販売受付を公式サイトにて開始した。価格は1万7800円(税込)。製品は12月20日以降に出荷が開始される。
同製品は、応援購入サービスのマクアケで実施された先行販売プロジェクトにおいて、目標金額を大幅に超える成果を達成。その実績を踏まえての一般販売になる。
「チャリパワー」の主な特徴h2
■自転車用バッテリーが500Wまでのポータブル電源として使える
「チャリパワー」は、家電メーカーのアレティが手がけるキャンプギアブランド 「キャンキャンパー」の新商品。
電動アシスト自転車のバッテリーをセットするだけで、緊急時はもちろん、キャンプや車中泊など、電源の確保が難しいときも500Wまでの電気製品や電子製品を使用できる。
自転車用バッテリーをポータブル電源として使えるようにする、ユニークなガジェットなのだ。
USB PD対応のタイプCポートも搭載しているため急速充電も可能。スマホの充電や電気毛布の電源に。
対応バッテリーはパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの純正 25.2-25.9V。この国内大手3社のバッテリーには使用中の発熱リスクを軽減するバッテリーマネージメントシステム(BMS)が搭載されているが、「チャリパワー」本体にも最大電圧/最低電圧保護機能を搭載。安全対策にもこだわった設計となっている。
<適合バッテリーはこちらからチェック>
https://sites.google.com/areti.jp/battery-list/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
■緊急時の備えとしても最適なサイズ感
100VのAC出力、USB-A・USB-C対応と多ポートでありながら幅156mm、質量1.25kgコンパクトで、保管時はスペースを取らず、緊急時に自転車で避難する場合も持ち出しやすいサイズを実現。
防災分野において有益な活用が可能で安全性、機能性、利便性に寄与する製品として、第33回防災・防疫推奨品審査会で推奨品として認証された。
運転音が出ないから車中泊にも最適
車載しやすいサイズで、燃料不要だから車中泊やキャンプサイトでの夜間の使用にも最適
「チャリパワー」が役立つのは緊急時だけではない。電源の確保が難しいキャンプや庭でも、本体と対応バッテリーがあれば快適度が格段に向上する。
車中泊で夜間に電気毛布を使いたいときや、目覚めに温かいコーヒーを淹れたいときなど、幅広いシーンで活躍が期待できる。
消費電力の小さい小型調理器なら炊飯も可能。炊きたてを味わえる
電源のないキャンプサイトであっても「チャリパワー」があれば明かりの確保も容易
チャリパワーの主な仕様
構成/清水眞希