2024年から2025年にかけての自動車業界の新しいトレンドのひとつとしてコンパクトEVがある。すでに欧州からニューモデルが次々と登場しているが、これから目が離せないのはアジアのメーカーだ。特に韓国や中国メーカーのモデルは日本の市場に大きなインパクトを与える可能性がある。すでに韓国からはヒョンデが『コナ』を市場に投入。エントリーグレードの『Casual』は399万3000円とお手頃だ。中国のBYDもコンパクトEV『ドルフィン』を363万円で販売している。じつは、両ブランドともにさらに新しいEVを日本市場に投入する準備を進めている。ヒョンデは『コナ』よりさらに小型のEVを韓国で販売している。これは日本の軽自動車に近いサイズ。BYDも今後2車種を投入する計画だ。コンパクトより小さなスモールサイズのEVが投入されれば、価格面でも日本の軽EVは苦しい戦いを強いられることになりそうだ。
BYD『ドルフィン』
ヒョンデ『コナ』
文/石川真禧照 撮影/望月浩彦
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