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20代の生活価値観に変化?半数以上が「タイパ疲れ」を実感

2024.12.14

JA共済連(全国共済農業協同組合連合会)は、「農作業安全研修実施強化期間」(12/1~2/28)に合わせ、全国の20代男女を対象に農業に対する意識と実態について調査を実施。次の社会を担う20代にフォーカスして、“効率重視の現代を生きる若者と農業に対する意識”を探った。

本稿では同連合会の発表リリースを元に、その内容を抜粋してお伝えする。

20代の半数以上がタイパ疲れを実感。その6割は農業に高い関心

図1 効率やタイパに対する20代の意識

20代男女1万人の75.6%が「効率性は重要」、 74.3%が「タイパは重要」と回答した。その一方で56.1%が「タイパ疲れ」を実感していることもわかった。

図2 タイパと逆行する生活価値観に対する意識 20代全体:タイパ疲れの20代比較

タイパ疲れを感じる20代は、あえて手間をかけたり自給自足をしたり、自然の中で働くことや地方移住への関心が高い。将来、農業をやってみたい20代は52.1%。タイパ疲れを感じる20代では60.2%と、農業への関心が一層高いようだ。

■農業をやってみたい20代にとって農業は「自然や自分に向き合え、全てのプロセスに関与できる仕事」

図3 農業への関心度、将来の就農意欲

図4 農業をやってみたい20代が考える農業の魅力

農業志向の20代(700人)にとって、農業は「自然と向き合える」、「自分と向き合える」、「成果や過程が目に見える」魅力的な働き方と考えられていることが判明。

図6 卒業後の進路

図7 将来のキャリア設計

農業をやってみたい大学生(200人)のうち約7割(67.5%)が将来就きたい職業を見据えてキャリアを選択。卒業後、社会人としての経験を積み、農業以外の職業につき、安定した収入を得たうえで、就農を考えていると回答した。

20代の理想の就農スタイルは持続可能な半農半X型

図9 農業を始めたい年代

図10 目指したい農業スタイル

就農したい適齢期は「40代まで」が41.5%、リタイア後ではなく現役のうちに就農を希望していた。やってみたい農業スタイルは、農業と自分のやりたいことを両立する半農半X的な働き方で、家族や仲間、地域社会と連携した持続可能な社会性のある複業型農業を目指していることがわかった。

■将来の就農に向け半数以上が準備を始め、8割が農作業中の事故を防ぐプログラム体験を希望

農業志向の20代の56.0%が農業を始めるために何らかの「準備をしている」と回答した。

また「農家経営」「栽培方法」「起業のための補助制度」についても学びたいと考えており、約8割(78.9%)が「農作業でのケガや事故を防ぐためのプログラムを体験したい」と回答している。

図11 農業を始めるために準備していること

図12 農業について今後学びたいこと

図13 農作業事故防止プログラムの体験意向

「20代の農業に関する意識と実態調査」調査概要 
実施時期/2024年11月1日(金)~11月4日(月)
調査方法/インターネット調査 
調査対象/調査(1)全国の20代男女1万人、調査(2)将来農業をやってみたい20代男女700人 
調査委託先/電通マクロミルインサイト

関連情報
http://www.ja-kyosai.or.jp/

構成/清水眞希

 

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