
Appleは2024年12月10日、音楽配信サービスApple Musicに3つの新しいグローバルなライブラジオステーション、「Apple Música Uno」「Apple Music Club」「Apple Music Chill」を追加、配信を開始した。
ライブ配信のネットラジオを登録不要&無料で楽しめる
これにより、世界中の音楽ファンはApple MusicでApple Music 1、Apple Music Hits、Apple Music Countryに加えて計6ステーションにアクセスして、ライブ配信のラジオを登録なしで無料で楽しめるようになった。
2015年の発表以来、受賞歴のあるApple Musicのラジオは、様々なジャンルの世界で最も有名なアーティストたちのインタビューから、アーティスト自身がホストを務めて構成するプログラムまで、音楽ファンがほかでは見つけることのできない世界一流の音楽の専門家とコンテンツによって、独占の特別プログラムを提供する中心的な存在となっている。
新たなステーションの概要を以下のとおり。
■Apple Música Unoについて
Apple Música Unoは、世界中のラテン音楽におけるスタイルの多様性の豊かさを直接語りかけてくれる。中心となるのは常に音楽で、メキシコ音楽やレゲトンから、トロピカル、ラテンポップまで、特に新しい流行の中心となっているカルチャーに焦点を当てていく。
ラテン音楽のスーパースター、Becky GがApple Música Uno公開時の公式ホストを務める。
ラテン音楽のスーパースター、Becky Gがこのステーション公開時の公式ホストを務め、ほかにも有名アーティストのRauw AlejandroとGrupo Fronteraがそれぞれ特別番組を配信する予定だ。
リスナーは毎日、2人の有名なラジオパーソナリティ、Evelyn SicairosとLecheroに迎えられる。彼らの音楽と絵画という異文化間のつながりへの情熱が、このステーション全体の雰囲気や活気を生み出します。
2人はそれぞれ独自のプレイリストの看板番組を週に5日配信し、Sicairosは「La Oficial Radio」を、Lecheroは「¡Dale Play! Radio」を担当する。
その他のプログラムには、人気のプレイリスト「Puro Pop」の情報にもとづく同名の「Puro Pop Radio」があるほか、週末のプログラムでは、プレイリスト「Cumbia Pa’ La Fiesta」「Canciones Caras」「Por Siempre Hits」にちなんだ曲をお届けしていく。
https://music.apple.com/jp/station/apple-m%C3%BAsica-uno/ra.1740613864
■Apple Music Clubについて
Apple Music Clubは、ダンスとエレクトロニックミュージックはもちろん、クラブカルチャーを愛する人々のための場所だ。
しかし、それだけではない。ベルリンやブルックリン、ロンドンや東京など、どこにいても、パーティやクラブナイトには必ず終わりがあるが、Apple Music Clubは違う。
FKA twigsなど、トップクラスのダンスおよびエレクトロニックのアーティストとDJによる、新しい、ほかでは聴けないミックスがApple Music Clubで公開される。
世界で最も影響力のある先進的なDJたちのミックスとダンスフロアの活気が十分伝わるよう考え抜かれた選曲がキュレーションされ、それが一年中、休みなく続くのだ。
Tim SweeneyとNAINAがガイドを務め、サーキット型フェスからアンダーグラウンドまで、あらゆるサウンドを取り上げて各ミックスの背景を伝えていく。そのすべてをApple MusicのDJミックスとしていつでも聴くことができる。
終わりのないパーティーの幕開けとして、エレクトロニックダンスミュージックの中心的な存在のバンド、Inner Cityの象徴的なクラブトラック「Big Fun」をSweeneyがプレイする。
Honey Dijon、Jamie xx、FKA twigs、Nia Archivesによる新しい特別ミックスも予定されており、さらに、Apple MusicキュレーターのCircoloco、Tomorrowland、The Warehouse Project、fabric、Hï Ibiza、Stone Island Soundなどによる選曲もある。
https://music.apple.com/jp/station/apple-music-club/ra.1740613859
■Apple Music Chillについて
Apple Music Chillでは、Stephan Moccioなどのトレンドメーカーたちが担当する番組で、リスナーは心が落ち着き、満ち足りた気分になれるストーリーを聴くことができる。
Apple Music Chillは、音による気晴らしや休息、安らぎのための場所であり、リスナーが一日を通して落ち着ける場所でもある。
このラジオステーションは気分や雰囲気に重点を置いている。プログラムでは、様々なジャンルのリラックスを重視したサウンドが中断されることなく流れ続ける。
リスナーが集中して心を落ち着ける時間を作れるよう、マインドフルの時間が組み込まれており、リスナーがいつでもリラックスできる場所として、専門家のキュレーションを通じて休息を提供することを目的としている。
Apple Music Chillでは、このステーションで配信する最初の曲として、Beckが新たに録音したGeorge Harrisonの「Be Here Now」を独占公開する。
また、Brian Eno、Stephan Moccio、Zane Loweなど、目利きのトレンドメーカーたちの心地よい語りを聴くことができる。彼らは、それぞれが担当する番組で、心が落ち着き、満ち足りた気分になれるストーリーを巧みにリスナーに伝える。
またApple MusicのSabiが、週を通じてステーションのガイドを務める。
https://music.apple.com/jp/station/apple-music-chill/ra.1740614260
構成/清水眞希