今年もクリスマスがやってくる。子どもたちどんなクリスマスプレゼントをもらえるのか期待に胸を膨らませ、一方、その親御さんたちはどんなプレゼントを贈ろうか頭を悩ませているのではないだろうか?
バンダイはこのほど、3~12歳の子どもを持つ男女600人を対象に、1995年から毎年実施している「クリスマスに関する調査」を実施し、その結果を発表した。
TOPIC.1 今年のクリスマスプレゼントの予算平均は8,138円
クリスマスプレゼントの今年の予算の平均金額は、昨年の予算平均から420円増となる8,138円で、2021年以来3年ぶりに8,000円台となった。回答の内訳は、「1万円以上~2万円未満」の回答が昨年より増加し、「5,000円以上~6,000円未満」という回答の割合に迫る結果になった。
また、昨年からの予算の増減に関する質問では「予算を増額した」という回答が昨年より増加し、全体の22.3%となった。増額理由としては、「子どもがリクエストするプレゼントの金額変化」「子どもが学校の勉強や習い事を頑張ったから」と答える人が多く、昨今の物価高による影響よりも、年齢や本人の希望・日々の頑張りに応じて妥協なく子どもの希望を叶えようと考える親心がうかがえた。
Topic.2 子どもが欲しいクリスマスプレゼント1位は王道の「おもちゃ」/カテゴリ別
子どもが欲しいクリスマスプレゼント(単一回答n=600)をカテゴリ別で集計した結果、昨年に引き続きキャラクターのなりきり変身玩具・カードゲームなどをはじめとした「おもちゃ」カテゴリが1位となり、第2位は「ゲーム(ソフト・本体)」・第3位は「衣類・服飾雑貨などの日用品」という結果となった。
ランキングには変動がないものの、昨年と比率を比較すると、「おもちゃ」カテゴリ(33.1%)と「衣類・服飾雑貨・食品などの日用品」カテゴリ(7.2%)がそれぞれ2%程度アップし、「ゲーム」カテゴリが26.0%から23.0%と3%ダウンした。
Topic.3 欲しいクリスマスプレゼントの認知経路1位は店頭!リアル回帰の傾向へ
欲しいクリスマスプレゼントの認知経路については、「店頭(29%)」が1位となり、リアル回帰の傾向が見られた。年齢別の結果では、3~5歳の年齢で「店頭」の割合が最も高いのに対して、9~12歳の回答では「YouTube」の割合が最も高いなど、子どもの成長による行動や交友関係、接する媒体の変化が明らかになった。
■バンダイコメント
1995年から実施している「クリスマスに関する調査」は今年で30回目を迎えました。
今年のクリスマスは12月24日・25日が、両日ともに平日となる4年ぶりのクリスマスです。今回初めて「家族とお友だちとのクリスマスパーティの開催予定日」に関しても調査を行ったところ、1位(36.7%)は「12月24日(火)」、2位(19%)が「12月25日(水)」、3位(18%)が「12月22日(日)」という結果となりました。
また、「24日または25日に有給を取る」と回答した保護者は19.8%と、約2割もの方がクリスマスのために有給を取ることがわかりました。プレゼントを渡す日(サンタさん来訪日)が「24日または25日」という回答が76.5%だったことから、クリスマスのプレゼントを楽しみにしている子どもたちのために、平日クリスマスに向けて準備や調整を頑張る保護者の皆さんの様子が目に浮かびます。
<調査概要>
・調査日時:2024年11月1日(金)~11月5日(火)
・調査地域:全国
・調査方法:インターネット調査
・調査人数:3歳~12歳の子どもを持つ男女(23歳~59歳)600人
・対象者条件:対象年齢の子どもにプレゼントを購入する予定があり、プレゼントの選定に関与する予定がある親また、子どもと一緒に回答できる方
出典:バンダイ
構成/こじへい