好きな物を好きな時間に好きなだけ食べていたら、健康・体型維持はなかなか難しい。そこで、自身の身体を気遣い、食品・飲料購入時に成分表示をチェックする人は多いだろうが、特に確認の対象となっている栄養素や成分はいったい何か?
マイボイスコムはこのほど、10代~70代男女9,348名を対象に、4回目となる「低糖質食品」に関するインターネット調査を実施し、その結果を発表した。
食品・飲料購入時に意識する栄養素や成分、「熱量、エネルギー」が30.4%で最多
「食品・飲料を購入する時、商品の栄養成分表示などで意識する栄養素や成分はあるか」と尋ねたところ、「熱量、エネルギー」が30.4%で最多となり、以下「食塩相当量(塩分)」が20.6%、「糖質」が17.5%、「タンパク質」が17.0%、「脂質」が13.8%と続いた。
「糖質の摂取に関して、意識して飲食する理由は何か」と尋ねたところ、「生活習慣病、メタボの予防」が53.9%で最も多く、以下「体型・体重が気になる」が34.4%、「健康によさそう」が26.5%、「血糖値の改善」が26.4%、「糖尿病などの病気の改善」が25.2%と続いた。
「自身が摂取する糖質の量についてどのように思うか」と尋ねたところ、「多いほうだと思う」が9.4%、「やや多いほうだと思う」が39.1%となり、合計48.5%と約5割の人が「糖質の摂取量が多い」と自覚していることがわかった。他方、「ちょうどよいと思う」は42.3%となり、4割超の人が適切な量の糖質を摂取していると考えていることも明らかになった。
「糖質対策として利用している食品・飲料」について自由回答形式で尋ねたところ、以下のコメントが寄せられた。
・間食に糖質ゼロのゼリーやようかんを食べる。(女性40歳)
・味と値段にさほど違いがなければ糖質対策付を購入します。(男性59歳)
・コンビニで売っている低糖質パンをよく購入する。たまに低糖質のカップ麺も買う。(男性50歳)
・豆乳。果物などを食べる前に飲んで、血糖値が急に上がらないようにしている。(女性46歳)
・ロカボのマークがついているパンを買うことが多い。(女性54歳)
・自分は、毎晩飲酒をするので何年か前に、糖質オフのビールに切り替えた。(男性66歳)
・糖質の吸収を抑えるサプリメントをとっている。(女性56歳)
・豆腐を朝一番に食べることで、血糖値の急上昇を抑えている。(女性32歳)
<調査概要>
【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査
【調査時期】2024年9月1日~9月7日 【回答者数】9,348名
【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=31404
出典:マイボイスコム株式会社
構成/こじへい