おサイフケータイ、マイナンバーカードにも対応
「あんなゴリラみたいな人が叩いても割れないなんて……!」
会場にいた誰かがそう言ったことは、筆者の地獄耳にはちゃんと入っていた。筆者はゴリラというよりも出世の見込みのない序二段の力士みたいな体型だが、それはともかくOPPOの主張はこれで実証された。
ただし、これはあくまでもパフォーマンスであって実際にハンマー代わりの使い方はしないでほしいということもOPPOは言っている。サンスター文具の『アーム筆入れ』のようなもので、象が踏んでも壊れないが実際に一般消費者が象を連れてきて踏ませることは推奨されていない……ということではないか。
ともかく、ここまで耐久力があるならちょっとやそっとの落下ではビクともしなさそうだ。
防水防塵機能はIPX4 / IP5X規格に適合、その上でOPPO A3 5Gはおサイフケータイ機能とマイナンバーカード機能も搭載されている。「ローエンドモデルはチープなプラスチックボディで非接触型決済には非対応」というのが数年前の常識だったが、もはやそのような時代は去ったと判断してもいいだろう。
デュアルnano SIMとeSIMに対応!
筆者がもう一つ驚いたのは、この製品はデュアルnano SIMの他にeSIMにも対応しているという点だ。
OPPO A3 5Gの直販価格は3万2800円だということを忘れてはいけない。10万円超えのフラッグシップモデルよりも遥かに入手しやすい価格に抑えられている。てか、この記事入稿したら買っちまおうかな?
海外に行く機会のある筆者は、毎回のようにこのSIMカード問題に悩まされている。残念ながら、筆者のスマホには物理SIMカードのスロットが一つしかないのだ。これでは普段使っている電話番号が滞在先では使えず、仕事にも難儀する。
複数スロットを持っている機種を用意していない筆者の落ち度と言われればそうなのだが、ともかくこのOPPO A3 5Gは幅広い層に属する人をカバーし得るであろうと筆者は考えている。大学生はフレームレートの高いゲームもしたいだろうからOPPO A3 5Gでは少し不足かもしれないが、会社員、そして筆者のようなフリーランスの良き相棒として活躍できる機種になるだろう。
そんなOPPO A3 5Gの発売日は12月12日。全国家電量販店とECサイトでの販売を予定している。
【参考】
OPPO A3 5G
文/澤田真一
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