DIME MAGAZINE
これまで全国から2500名以上の小学生が参加した、プログラミングをスポーツのように競う大会「ゼロワングランドスラム」。
一般社団法人ジュニアプログラミング推進機構が主催する本大会において、小学館は「ゼロワングランドスラム実行委員会」の一員として、大会の運営に従事している。
2024年度大会では、オンライン開催の「WEB予選」および「1回戦」、そして全国3会場にて行なわれた「2回戦」のブロック大会を経て、全国の小学生選手の中から勝ち残った4チーム・12名が決勝戦へ進出。2024年12月8日（日）、日本一の小学生プログラマーの座をかけて、熱い戦いを繰り広げていく。
そんな前回大会よりもさらに進化した競技内容や、当日のスペシャルゲストなど、決勝戦の概要についてお伝えする。
決勝戦進出をかけた２回戦！全国エリア代表による白熱した戦いが展開された
今年度は実施会場を3会場に拡大し行われた2回戦のブロック大会。10月から11月にかけて、イオンレイクタウンkaze（埼玉県越谷市）、イオンモール浜松志都呂（静岡県浜松市）、イオンモール神戸北（兵庫県神戸市）で開催された。
3人1組のチーム組み、Scratch競技2種、ロボット競技1種に挑戦。小学生プログラマーたちのレベルの高さに驚きの声が上がり、また多くの観客が声援を送って、会場は熱気に包まれた。
その結果、歴代最年少である小学1年生の選手や、昨年度も出場してリベンジに挑む選手などが決勝進出を果たした。
＜2回戦の様子＞
決勝戦への進出を決めた4チーム・12名の小学生プログラマーたち
■東日本ブロック大会 決勝進出チーム
＜関東エリア代表：チーム風林火山＞
＜関東エリア代表：TEAM F(e)ast＞
■中日本ブロック大会 決勝進出チーム
＜中部エリア代表：チームデジタルバナナ＞
■西日本ブロック大会 決勝進出チーム
＜九州・沖縄エリア代表：Blue Nexus＞
決勝戦ではさらに進化したオリジナル競技に挑戦
日本一の小学生プログラマーを決める決勝戦は、2回戦に引き続き、3人で優勝をめざすチーム戦で行われる。選手は、前回大会よりもさらに進化したオリジナルのプログラミング競技2種に挑戦する。
■決勝戦の競技内容
決勝戦はチームごとの対戦となり、メンバー間の協調性や戦略性をもって取り組むレベルの高い競技設計になっている。
＜ロボット競技：スクランブルバトル＞
自らが組み上げたロボットをプログラミングで制御して、得点を獲得する、ゼログラオリジナルのロボット競技。これまでは、選手それぞれが独立したコートで競技に挑んでいたが、決勝戦では2チームが同じコートで戦う。スクランブル＝「奪い合う」という名前のとおり、相手チームとの戦略上の駆け引きなども必要になる。
＜ゲーム開発競技：ゼログラハッカソン＞
制限時間内にテーマとなるゲームを開発する競技。前回大会に続き、複数人で同時に編集できるビジュアルプログラミングアプリ「プログミー」を採用し、チーム3名でひとつのゲームを完成させていく。今回は、与えられる題材＝スプライトも、チームごとに取り合う形式。どのスプライトを使って、どんなゲームにするか、その発想力も問われる。
■決勝大会を盛り上げてくれるゲストも決定
＜ゼログラ応援スペシャルサポーター：東京ホテイソン＞
ボケのショーゴとツッコミのたけるの漫才コンビ。ショーゴは筋肉芸人としてマッスルゲート栃木のメンズフィジーク一般の部168cm以下級で優勝。たけるは幼少期から岡山県の伝統芸能「備中神楽」で舞台に立ち、神楽師の資格を持つ。M-1グランプリ2020ファイナリスト。
＜スペシャル審査員：池澤あやか＞
慶應義塾大学SFC環境情報学部卒業。2006年 第6回「東宝シンデレラ」審査員特別賞を受賞し、芸能活動を開始。現在は、情報番組やバラエティ番組への出演やさまざまなメディア媒体への寄稿を行うほか、ソフトウェアエンジニアとしてアプリケーションの開発に携わっている。著書に『小学生から楽しむRubyプログラミング』（日経BP社）など。
ゼロワングランドスラム 決勝大会 概要
日時：2024年12月8日（日）12時30分開始
会場：池袋・サンシャインシティ 噴水広場（東京都豊島区）
※注意事項
観覧は無料となります。観覧スペースにおいて混雑が予想されます。一部入場制限を設ける場合がございますので、予めご了承ください。
大会参加のエントリーは既に締め切られております。
主催者の都合により、予告なくイベント内容が変更される可能性があります。
■決勝大会は当日のライブ配信も実施！リアルタイムで熱戦を視聴可能
決勝大会の模様は、公式YouTubeチャンネルにて、ライブ配信が行われる。全国どこからでもリアルタイムに視聴が可能。小学生プログラマーの熱き戦いを応援しよう。
＜ゼロワングランドスラム公式YouTubeチャンネル＞
https://www.youtube.com/channel/UCULcQr6PxvL6g2xRupOk9OQ
構成／清水眞希
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