YouTuber、ゲーマー、インスタグラマー…各界隈で話題になったモノとは? DIME1月号では、2024年のヒット商品を徹底調査!
専門家のおすすめアイテムから、意外なトレンドまで、今年の消費を総まとめ! 来年のヒット予測にも役立つ情報満載です!
YouTuber界隈
教えてくれたのは……
ガジェット系YouTuber ワタナベカズマサさん
ガジェット愛を感じるレビュー動画に定評があるYouTuber。会社経営も行なっている。チャンネル登録者数は36.4万人。
動画のクオリティは音質で決まる!
ハイテクワイヤレスマイクは二大勢力が大激突
動画クリエイターはカメラはもちろん、マイクにもこだわる。「音質が良いだけでなく、自宅の収録でもロケでも使える取り回しやすいワイヤレスマイクがYouTuberの間で人気です。最近だと『DJI Mic2』とRODEの『Wireless PRO』が2強。どちらかあればYouTubeの収録は一通りこなせるレベルです」(ワタナベさん)。
ビックカメラランキング1位!音質にこだわるならまずこれ!
「ビデオカメラマイク」カテゴリ(10月24日〜10月30日)
RODE『Wireless PRO』7万1500円
基本構成は『DJI Mic2』と同様。「音質が若干『Wireless PRO』のほうが良い印象ですが、どちらもスペックは十分。デザイン含めて好みで選んでいい」(ワタナベさん)
将来性 ★★★ コスパ ★★ ニッチ度 ★★★
DJI製品で統一するならこっちが◎!
DJI『DJI Mic2』5万2800円
マイク2台と、音声をスマホやPCに接続するレシーバーがセット。「マイク本体にも録音でき、単体でも使用できる。ほかのDJI製品と親和性が高いのも◎」(ワタナベさん)
将来性 ★★★ コスパ ★★ ニッチ度 ★★
ワタナベさんが今一番注目するピンマイク
SONY『ECM-L1』3万8500円
新発売のラベリアマイクロホン(ピンマイク)。「業務用の技術を一般向けに落とし込んだものでコスパは抜群。『DJIMic2』などと接続すれば超高音質での録音が可能です」(ワタナベさん)
将来性 ★★ コスパ ★★★ ニッチ度 ★★★
全YouTuberにおすすめしたい神マイク
SHURE『MV7+』4万6200円
USB接続とXLR接続の両方に対応するコンデンサーマイク。「USBは専用のイコライザで音質を調整できて便利です。マイク部のLEDは色をカスタムできるから配信者に人気です」(ワタナベさん)
将来性 ★ コスパ ★★ ニッチ度 ★★★
格ゲー界隈
教えてくれたのは……
DIME Gaming所属 プロゲーマー Raitoさん
任天堂『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズを中心に活動する。数多くの大規模な大会で好成績を残すだけではなく、プロゲーマーとして講演をするなど、ゲームの魅力や価値の発信に尽力する。
大会でも使用できる格ゲー向けパッドが売り切れ続出!
ゲーム界隈は『ストリートファイター6』が人気を博した1年だった。「特にオンライン視聴が活況でした。毎週公式のリーグが開催され、同時接続数も常に5万人ほど。このゲームのコマンド入力に適したパッド(コントローラー)を多くのプレイヤーが買い求め、なかなか手に入らない状況でした」(Raitoさん)
Amazonランキング1位の超人気ビギナーモデル
Amazon.co.jp PS4ハンドル・ジョイスティック カテゴリ(2024/9/18~2024/10/25)
HORI『ファイティングコマンダー OCTA』6980円
「天面の6ボタン配置など格ゲーに必須なコマンド入力に特化した機能を搭載。比較的軽量で丈夫、さらに安価ということで、初心者層に飛ぶように売れました」(Raitoさん)
将来性 ★ コスパ ★★★ ニッチ度 ★★★
超高価格だけど超高性能!
PDP『Victrix Pro BFG』2万6928円
「豊富なカスタマイズオプションが魅力。左側の十字キーとスティックの入れ替えや、右側を6ボタンに変更できるなど、ゲームごとに自分の好みにカスタマイズできます」(Raitoさん)
将来性 ★★★ コスパ ★★ ニッチ度 ★★★
インスタ界隈
教えてくれたのは……
スマホ・アプリライター 津田マリリンさん
スマホやアプリに関する情報を、雑誌・TV・Web記事など各メディアで発信している。 使用したアプリはAndroid/iOSあわせて5000以上で、Androidのアプリ開発に携わったこともある。
リール向け加工アプリを使ったショート動画が当たり前
Instagramといえば写真を投稿するイメージが強いが、昨今はショート動画の方が人気だという。「リール機能は90秒までのため、縦型の1分から1分半という短くぎゅっとまとめられた動画が人気です。それに伴い、動画編集が簡単にできる加工アプリがよく使われています。統一感があると見栄えが良いので、テンプレートが豊富で、使い勝手がよいアプリが好まれているようです」(津田さん)
無料とは思えない充実機能で使用満足度◎
『Capcut』
「動画編集アプリの中でも非常に人気が高い。編集を直感的に行なえ、使い方が非常に簡単。動画の編集も90秒に限らないため、YouTubeショートやTikTokにも利用できます」(津田さん)
将来性 ★★ コスパ ★★★ ニッチ度 ★★★
数クリックで理想の写真&動画をすぐ作成
『Canva』
「写真や動画の編集がスマホでもPCでも可能です。どちらも使えるというのは大きな特徴。写真や動画のデザインを簡単にカスタマイズできるテンプレートが豊富です」(津田さん)
将来性 ★★★ コスパ ★★★ ニッチ度 ★★
取材・文/千葉康永、田村菜津季
超保存版!DIME1月号は「2024年ヒット商品総まとめ」、今年のトレンドがまるわかり!!
DIME1月号は、今年話題を呼んだヒット商品の大特集!物価高や趣味嗜好の多様化により、大ヒット商品が生まれにくい時代の中、編集部独自の視点で市場をにぎわせた商品やコンテンツを大調査! すると、好きなもの、関心事が集まる「界隈」から多くのヒットが生まれたことが見えてきた。これを読めば業種や世代を問わず、今年のトレンドやヒット商品を網羅できること間違いなし。保存版の一冊です!
■DIME SPECIAL 1
マスから多様化へ、消費者の心をつかんだ「界隈消費」を徹底取材!
2024年ヒットの新法則
今年売れた全141アイテムを総まとめ! 多様化の時代にまったく知らなかった意外なヒットやトレンドの源泉となっている「界隈消費」の深層を探り、来年に向けた新たな「ヒットの新法則」を解き明かします!また、売上高2兆円を誇るドンキのPBリブランディングの舞台裏や、グラングリーン大阪、町田ゼルビアなど圧倒的集客を生んだ仕掛け人のほか、『はいよろこんで』で総再生回数100億越え、こっちのけんとさんや今年CM12本と大ブレイクした永尾柚乃ちゃんのインタビューも!
■DIME SPECIAL 2
95兆円規模の急成長産業に商社・通信キャリア・損保など国内大手企業も参入!世界に挑む!日本企業の宇宙ビジネス革命
国内の宇宙機器産業は2020年時点で約4兆円規模であり、2030年代の早期には約8兆円まで倍増すると見られている。その傾向は世界的にも顕著で、約95兆円(2023年)から約270兆円(2035年)まで、世界の宇宙経済規模は拡大する模様だ。本特集では三菱商事、三井物産、伊藤忠、丸紅、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天、三井住友海上、損保ジャパンなど国内大手企業の宇宙戦略を徹底取材! 成長著しい宇宙ビジネス戦略に迫る!
■注目俳優、経営者のスペシャルインタビューも!
・俳優 犬飼貴丈
「野望も信念も必要ない。ラフで気張らない働き方のススメ」
・株式会社NTTドコモ代表取締役社長 前田 義晃
さらなる価値提供を目指す
ドコモ流のパートナーシップ構築術
・湖池屋 代表取締役社長 佐藤 章
「働いてみたい注目成長企業」No.1に押し上げた思考法
■トレンドウォッチング
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