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NTT東日本などが子どもの寝かしつけをサポートする音声コンテンツ「おやすみ書店 みみみん」をリリース

2024.12.06

東日本電信電話とNTT DXパートナーは、日本出版販売、日本テレビホールディングス、ブレインスリープとともに、Sleep Network Hub「ZAKONE」における新たな共創プロジェクトとして、子どもの寝かしつけの課題を解決する、音声だけの絵本「おやすみ書店 みみみん」をオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」にて配信を開始した。

第1弾として配信するコンテンツは「手袋を買いに」「岡の家」「夜」「海の話」の計4作品!

「おやすみ書店 みみみん」は、おやすみ前に親子で聴く、子どもの寝かしつけをサポートする音声コンテンツサービス。現代の子育て世帯は寝かしつけや夜泣き、寝る時間が遅いなどに悩みを抱えており、特に就寝前の寝かしつけは、多くの家庭で長時間化しており、親子の負担となっている実態がある。こうした課題を解決するため、「ZAKONE」における新たな共創プロジェクトとして、「おやすみ書店 みみみん」の開発に取り組んだという。

■効果検証の結果、入眠までの時間が約7分短縮

「みみみん」を就寝前に聞くことによる子どもの睡眠への効果を研究することを目的に、健康な2~6歳の男児女児合わせて21名(うち10名が普段から読み聞かせを行っている子ども※1)を対象に、同題材※2で「みみみん」の音源と「一般的な読み聞かせ」の音源を用意し、それぞれの音源を3日間ずつ就寝前に聞いた時の睡眠を比較するクロスオーバー試験を実施したところ、活動量計の結果から、普段から読み聞かせを行なっている子どもにおいて、「みみみん」の音源の方が入眠までにかかる時間が約7分短縮される傾向が確認されたとのこと。なお、同検証での測定項目は、客観指標として活動量計、主観指標として保護者が回答するOSA睡眠調査票(MA版)※3となる

また、同検証に先駆けて実施した予備試験では、それぞれの音源を聞いている時の子どもの脳波を計測したところ「みみみん」の音源の方が、α波(リラックス時に主体となる脳波)が多く出現していたことから、「みみみん」の音源自体が子どもをリラックス状態にして、催眠効果を及ぼしたことが同検証結果につながったと考えられるとしている。

■読み聞かせのスペシャリストによる“読み寝かせ”手法を採用

「おやすみ書店 みみみん」で配信するコンテンツは、声の5要素(強弱・抑揚・高低・間・音色)を定量的に分析し、子どもの睡眠を促す最適な朗読パターンによる睡眠誘導メソッドで、音声を収録。朗読には、日本テレビ元アナウンサーであり、絵本専門士として多くの読み聞かせ活動を行う杉上佐智枝氏を中心に、読み聞かせのスペシャリストが参画している。

また、配信するコンテンツは、親子で過ごす就寝前の時間にふさわしいストーリーを持つ絵本を厳選。第1弾として配信するコンテンツは、“子どものぼうけん”をテーマにした2作品「手袋を買いに」(新美南吉)と「岡の家」(鈴木三重吉)、“ぬくもりのばしょ”をテーマにした2作品「夜」(竹久夢二)、「海の話」(山村慕鳥)の計4作品。古典的名作がもつ日本語の美しい響きや音感を届けると同時に、健やかな未来を願う親子の気持ちに寄り添い、あたたかい心で明日を迎えられるような作品を、今後も毎週2本ずつ新たに追加予定としている。なお、音声コンテンツの開発には、オトバンクの音声コンテンツ企画制作事業「スタジオ オトバンク」が協力し、配信は同社が運営するオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」上で行なう。

※1 普段から読み聞かせを週3日以上行なっている子どもが15名、うち有効データが10名
※2 北原白秋訳「まざあ・ぐうす」
※3 その日の睡眠感を統計的に尺度化した睡眠評価方法

関連情報
https://www.mimimin.jp/

構成/立原尚子

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