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今年の年末大掃除を行なう予定の人は7割、実施予定日は12月29日が最多

2024.12.07

ダスキンは、全国の20歳以上の男女計2,080人を対象に、「2024年末 大掃除実施意向調査」を実施し、その結果を公表した。

男性よりも女性の方が全年代で大掃除をする意向が高く、なかでも20~40代の若年層の方が高い結果に!

■2024年末の大掃除は69.3%が実施予定!

大掃除に関する意識・実態調査を20年間続けてきた同社では、今年も「大掃除実施意向調査」を実施。まず、年末の大掃除の実施意向を聞いたところ、69.3%が「大掃除をする予定」と、例年と同様の水準であった。性・年代別にみると、男性よりも女性の方が全年代で意向が高く、なかでも20~40代の若年層の方が高い結果に。(図1、2)また、大掃除予定日を聞

いたところ、「12月29日(日)」(34.5%)が最も多く、次いで「12月28日(土)」(31.9%)、「12月30日(月)」(20.1%)が挙げられた。((図3))

同社が毎年1月に実施している「大掃除実態調査」の結果と比較すると、大掃除意向は実施率より20ポイントほど高く、10月時点では大掃除へのやる気が感じられる。しかし12月末が近づくと「時間がなかった」などの理由から実施が叶わないケースも多いようだ。今年も例年と同じく大晦日直前に実施する人が多いと予想されるため、同社では、限られた日数で効率よく大掃除を行なうために、早めに掃除場所の計画を立てたり洗剤・用具を用意しておいたりなど、事前に準備をしておくことをおすすめしている。

■最もキレイにしたい場所は「レンジフード・換気扇」!

続いて、2024年末の大掃除で最もキレイにしたい場所について質問したところ、同社の調査において15年連続で最も汚れが落ちにくかった場所に挙げられている「レンジフード・換気扇」が1位に。(図4)「レンジフード・換気扇」は高所にあり、内部の汚れに気づきにくいためか日頃はなかなか掃除がしづらい場所。

しかし、油汚れを放っておくと酸化したり樹脂化してますます落としにくくなるため、同社では、1年に1回は時間をかけて大掃除に取り組んだり、プロに掃除を依頼するなどして汚れをしっかり落とすことをおすすめしている。また、掃除後は1か月に1回を目安にフィルターを交換するなど内部に汚れがつくのを予防する対策も大切とのことだ。

また、同居家族がいる人を対象に、家族と一緒に大掃除に取り組みたいかを聞いたところ、81.3%が「家族と一緒に取り組みたい」と回答し、なかでも1位は男女ともに「配偶者(全体56.4%、男性62.9%、女性50.9%)」だった。しかし、男性の2位は「自分の親(19.3%)」である一方、女性の2位は「1人で取り組みたい(22.2%)」で、なかでも50代以上の女性の4人に1人は「1人で~」と回答している。(図5、6)

その理由について、同社は、共働き世帯が増加した現在でも日常の家事は女性が多くを担っているため、他の家族に任せるより自分でやった方が効率が良い、また自分なりの段取りやルールが固定化されていて崩したくないなどが考えられるとし、特に家事ベテラン層である50代以上の女性は専業主婦も多いことからその傾向が強いと推測している。

さらに、「家族と一緒に取り組みたい」と回答した人に、それぞれの家族に担当して欲しい場所を聞いたところ、夫には、大掃除実態調査で“大掃除のときだけ掃除する場所”の上位に例年挙げられる「窓・網戸」を、妻には女性自身も“自分が一番良く使う場所”と実態調査で回答している「キッチン」を、子どもには家族の共有スペースである「リビング・ダイニング」を担当して欲しいという結果になった。(図7、8)

■大掃除が好きな人は39.2%、理由は「1年に一度の恒例行事」などさまざま

最後に、「あなたは、大掃除は好きですか?」という基本的な質問をしてみたところ、「好き」が39.2%、「嫌い」が60.8%という結果に。(図9)「好きな理由」については、「普段念入りに掃除しないからきっかけになる(女性/21歳)」「部屋を綺麗にするということは心を綺麗にすることと同義だから(男性/22歳)」「1年に一度の恒例行事(女性/53歳)」「1年のけじめとして大掃除をして新たな気持ちで新年を迎えたいので(男性/70歳)」といった声がよせられた。一方、「嫌いな理由」については、「1人だと何から手をつけていいか分からないから(女性/26歳)」「掃除全般好きではない。やむを得ずやっている(男性/32歳)」「正月の集まりがなくなり以前ほど意欲がわかない(女性/49歳)」「高齢により重労働が困難(男性/82歳)」といった声が挙がった。

【調査概要】
調査目的:2024年末の大掃除についての意向
調査対象:20歳以上の男女
調査地域:全国(エリア区分:北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2024年10月4日(金)~10月7日(月)
サンプル数:2,080サンプル ※全データに対してn数30未満のものは参考値として記載

関連情報
https://www.duskin.jp/

構成/立原尚子

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