健康管理やメールの受信通知、モバイル決済など便利な機能が豊富に搭載されたスマートウォッチ。アナログ腕時計派や、時間はスマホで見る派の中にも鞍替えしている人が多くいるものと思われるが、実際のところ現在、どれくらいの人が所有しているのだろうか?
マイボイスコムはこのほど、2回目となる「スマートウォッチ」に関するインターネット調査を10代~70代の男女9,136名に実施し、その結果を発表した。
スマートウォッチを利用している人は約14%
スマートウォッチの利用状況を調べたところ、「利用している」が13.6%となり、2022年調査と比べて、3.8ポイント増加していることがわかった。また、「持っているが利用していない」(3.7%)と合わせると、17.3%がスマートウォッチを所有していることが明らかになった。
スマートウォッチでよく利用する機能(複数回答)について調べたところ、「時刻の確認」が83.5%で最多となり、以下「歩数計測」が66.3%、「メールや電話、SNSの着信・受信、アプリの通知」が43.7%、「心拍数測定」が43.1%と続いた。
スマートウォッチを利用したきっかけ・理由について尋ねたところ、「自分の健康状態の管理をするため」が51.1%で最も多く、以下「睡眠の質や睡眠状態が管理できる」が21.9%、「スマートフォンを取り出さなくてもスマートフォンの機能を利用できる」が18.8%、「小型で多機能だから」が18.4%、「バイタルデータの自動測定・通知機能が利用できる」が17.7%、「健康管理への意識が高まった」が17.4%と続いた。
スマートウォッチを利用したい場面、利用したくない理由について自由回答形式で尋ねたところ、以下のコメントが寄せられた。
利用したい場面:マラソンをしているので、必須アイテムです。そして、仕事中に幼稚園の電話も気が付きやすいので便利です。(女性35歳)
利用したい場面:眠りの質は管理したい。飲み会の途中、高心拍を検知したという通知も来る。健康管理に役立っている。(男性51歳)
利用したい場面:散歩や運動時の利用を検討しています。健康状態&血圧などのバイタル&睡眠が簡単にチェックできるため、利用してみたいです。(女性44歳)
利用したい場面:加入している生命保険と連携している。歩数によって特典が得られたりする。楽しみながら健康維持できるので外出問わず平日はほとんど付けている。(女性61歳)
利用したくない理由:老眼で、スマホでも見にくいのに、あんな小さな画面は見えない。(女性57歳)
利用したくない理由:これ以上、お知らせばかりで時間を奪われたくない。(男性52歳)
利用したくない理由:今手持ちの腕時計が好きすぎるので変えたくありません。(女性54歳)
どちらともいえない理由:もし1人暮らしになって「セコム」等で見守りのサービスを契約したら必要になるのかとも考えます。(女性69歳)
<調査概要>
【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査
【調査時期】2024年10月1日~10月7日 【回答者数】9,136名
【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=31508
出典:マイボイスコム株式会社
構成/こじへい