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オープン3日で50万人超が来場!JR大阪駅直結の注目スポット「グラングリーン大阪」の共創力

2024.12.21

JR大阪駅前で新しい街づくりを進める「うめきた2期開発事業」で今年絶賛された施設が、「グラングリーン大阪」に造成された「うめきた公園」。人気の秘密はランドスケープにあった。

神林祐一さん三菱地所 関西支店
グラングリーン大阪室  室長  神林祐一さん
グラングリーン大阪事業者JVの代表企業、三菱地所のキーマン。「うめきた公園」のパークマネジメントとエリアマネジメントを一体的に運営する「うめきたMMO」の事務局長も兼務。

公園の中に街をつくるグラングリーン大阪が活況

 公園がこれほど注目されるのは珍事かもしれない。27年春頃グランドオープン予定の「グラングリーン大阪」にある「うめきた公園」がそれだ。9月の「先行まちびらき」から3日間で約50万人が訪れ、およそ4.5haの広々とした空間は満員御礼となった。

「完成直後の景観も美しかったのですが、多くの人に来ていただいたことで公園に命が吹き込まれるように感じました」と話すのは、三菱地所の神林祐一さんだ。

「うめきた公園」の人出創出の秘密は2つ。大規模ターミナル駅直結型では世界最大級の公園であり、建物と公園が一緒にデザインされていることだと神林さんは言う。

 設計で最も大事にしたのはランドスケープだ。下にある全体図の通り、最大高さ約3mの盛り土で南北の公園を跨ぐように通路をS字に配置。それがランドスケープに織り込まれ、同時に芝生広場、うめきたの森、ステッププラザ3つの表情を生み出している。

「盛り土があることで、その先に何があるかがわからない楽しさ、座って水辺や森を眺められる気持ちよさもあります。樹木も多く、鳥や昆虫が集まりやすいのでサステナブル性にもつながりました」(神林さん)

〝関西最後の一等地〟に、自由に使えるパブリックスペースを造るのは、デベロッパーとして大英断。

「オフィスはすでに入居内定率75%となりマンションの販売も好調です。公園の価値が経済的な価値に反映されています」(神林さん)

 共同開発事業社の多くが関西系企業。大阪に緑を増やす! という関西パワーと熱い思いも「うめきた公園」の成功に結びついた。

 今後は事業者JVで組成する『一社うめきたMMO』が50年間公園指定管理者として運営の舵を取る。

「安全な公園は利用者に『女性やお子さんが多い』と言います。生まれたばかりの公園なので、皆さんと一緒に育てていきたいです」

総事業費6000億円!梅田駅前に巨大な公園がオープン

芝生広場のほか、2027年開業予定の「うめきたの森」、道路に続く階段から公園を眺められるステッププラザがある。敷地内にはオフィスやマンション、ホテル、商業施設、文化施設などがある。

グラングリーン大阪

グラングリーン大阪

取材・文/安藤政弘 MAP/宇野将司

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