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入場者数は前年比2倍に!FC町田ゼルビアの人気を支える3つの秘策

2024.12.22

2023年に悲願のJ2優勝を果たし、J1でも上位争いを繰り広げて話題を集めたFC町田ゼルビアでは、動員数もサポーターの数も急増中。ファンの心を掴む3つのコミュニティ施策とは!?

今年大躍進のチームが語るファンコミュニティ育成論

上田武蔵さん株式会社ゼルビア  代表取締役COO  上田武蔵さん
株式会社ゼルビア代表取締役COO。サイバーエージェントより出向し、現場責任者を務める。夢は「日本代表をW杯で優勝させること」。大学までサッカーを経験していた。

熱を高めて周りに広げることで広範囲のファン層を獲得

 いま最も話題のサッカーチームといえば、昨年初のJ1昇格を果たすや否や、今シーズンで上位に食い込む活躍を見せるFC町田ゼルビアだろう。2018年にサイバーエージェントが経営権を取得して以来、青森山田高校で指導していた黒田剛監督が就任するなど、様々な変革をもたらしており、チームの活躍を支えている。

 勝利への投資はもちろん、ファンコミュニティ形成にもチームは注力する。その上で大事な3つのステップがあると、株式会社ゼルビアCOOの上田武蔵さんは語る。

「まずファンの熱量を高めていく。次に、高まった熱を逃さないように取り込む。そして、高まった熱を周りに広げる。そうすることで、より多くのファンを幅広く獲得できると考えています」

 熱量を高める上で一番大事にすべきなのは、地元で応援するサポーターだ。少年サッカーチームを源流とするFC町田ゼルビアには、ファミリー層のファンが多く、子供向けの施策を多く打っている。

「デイゲーム後、地元の小学生と所属選手がピッチ上でサッカーを通じて交流しています」

 ファンの熱量を逃さないために、グッズにも力を入れている。

「以前の調査で最も需要が高かったのが、普段使いできるグッズでした。そこでホームゲームごとに新グッズを制作しています

 現在注力しているのが、高まった熱を広げていく取り組みだ。

「国立競技場での試合数を増やしたり、ABEMAを活用した露出の場を増やしたりして、特定の推しチームがいない浮動性のあるサッカーファン層を取り込みたい」

 J1昇格のブーストも相まって、本拠地の入場者数は前年比2倍に。実力と人気の両軸で成長を続けるFC町田ゼルビアが、日本を代表するクラブチームになるのはそう遠くないかもしれない。

【1】町田の熱を高める

町田の熱を高める町田の人たちに愛されるのが第一!
2023年11月には、J1昇格を記念したパレードが催され、約8000人のサポーターが祝福に駆けつけた。

【2】町田の熱を逃さない

町田の熱を逃さないグッズはホーム戦のたび新作を展開!
これまで制作したグッズは約350種。人気商品は『背番号タオルマフラー』(非会員価格2200円)。

【3】町田の熱を広げる

町田の熱を広げるアウェーでも新たなファン獲得を狙う!
応援ドキュメンタリー番組『ゼルつく』やYouTubeの情報発信で、全国的なファン獲得を狙う。

取材・文/桑元康平

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