関西を中心に地域密着型コミュニティホテルを展開するホロニックは、東海地区に初出店となる8年ぶりの新ホテル「セトレ名古屋(仮称)」(地上3階建・客室24室・レストラン28席)を2026年春に開業すると発表した。セトレブランドとしては、本ホテルが6店舗目となる。
「セトレ名古屋(仮称)」開業の背景
建設予定のホテル「セトレ名古屋(仮称)」前には、「中川運河」という名古屋の経済・産業の発展を支えてきた歴史ある運河が広がっている。
水運物流の軸として長年利用されてきたが、水運から陸運等への文明の発達により現在では利用が減少していた。そうした背景から中川運河の歴史的役割を尊重しつつ、「うるおいや憩い、にぎわいをもたらす運河」へと再生することを目的に、名古屋市と名古屋港管理組合が共同で中川運河再生計画を策定。今回の「中川運河堀止地区開発提案募集(公募)」が実施されることになった。
同社としては、その事業提案の一つである名古屋ステーション開発、中部土木、マル・アーキテクチャが策定した中川運河堀止地区開発「NAKAGAWA CANAL DOORS(仮称)」に参画。複数社の中から事業提案の公募が通り、名古屋にセトレを建てる計画がスタートしたという。
■「セトレ名古屋(仮称)」概要
所在地/名古屋市中川区運河町内(名古屋都市計画事業ささしまライブ24土地区画整理事業地内)名古屋駅より徒歩20分/車で7分
延床面積/約2040平方m
客室数/24室
開業時期/2026年春(予定)
主な施設/客室24室、レストラン、ロビーラウンジ、ミュージック&ライブラリーラウンジ、ルーフトップテラス、温浴(お風呂とサウナ)、コンブチャラボ
関連情報
http://www.hotelsetre.com/
構成/清水眞希