カー用品を手掛けるカーメイトは、カーキャリアブランド「INNO(イノー)」より、サイクルアタッチメント「INNO タイヤホールド 3」を発売した。
同製品は、2015年3月に発売した「INNO タイヤホールド 2」のマイナーチェンジモデルとなる。同社の「タイヤホールド」シリーズは、2011年7月に初代モデルを発売し、自転車のフレームを掴まずタイヤをホールドする独自機構がサイクリストに支持されてきた。今回、近年のマウンテンバイク大型化を受け、ホイールベースの対応サイズを拡張する等、大型自転車の積載を可能にした。またオプションパーツにより、自転車の多積載や他アタッチメントとの併用もよりフレキシブルにおこなえるようになった。
「INNO タイヤホールド 3」の特長
■大型自転車に対応
(1)最大ホイールベースを1300mm幅まで拡張
(2)太いタイヤに対応するよう最大タイヤ幅を3インチに
(3)大型化するブレーキローターには、大径220mmまで対応
アジャストカバーの形状を変更し、ブレーキローターと干渉しないよう設計した。
■自転車のグループライドや荷物積載をマルチにするTスロット取付に対応(オプション)
オプションの「タイヤホールド3用Tスロットオプション(IOP30)」を使用することで、Tスロット取付に対応。ベースバーを端まで活用した取付が可能になるため、自転車の積載数を増やしたり、ルーフボックスやルーフラック等のアタッチメントとの併用がしやすくなる。
■タイヤをホールドするアジャスターをスライド式に
前モデルでは着脱式だったタイヤアジャスターを、スライド式に変更した。タイヤサイズに合わせた調節が簡単になり、アジャスター紛失のリスクも軽減する。
■キッズバイクなど、小さな自転車も積載可能(オプション)
オプションの「タイヤホールド3用アジャスターオプション(IOP31)」を装着することで、20~24インチの小型自転車も積載可能。
前モデル「INNO タイヤホールド 2」から継続の特長
■ラチェット式タイヤホールド機構
フレームやホイールを掴まず、アームでタイヤをホールドする同社独自の機構。カーボンフレームや異型フレームの自転車であっても、自転車を傷つけることなく積載が可能となっている。
【製品スペック】
・品名:INNO タイヤホールド 3
・品番:INA396
・カラー:ブラック
・希望小売価格:61,600円(税込)
・発売日:2024年10月22日
・サイズ:H195xW1445xD235(mm)
・製品重量:7500g
・最大積載量:23kg
・適合タイヤサイズ:25~29インチ
・適合タイヤ幅:18C~3インチ
・適合ホイールベース:850~1300mm
関連情報:https://www.innoracks.com/jp/
構成/土屋嘉久