メルセデス・ベンツ日本は、スポーツコンパクトモデル「Aクラス」の特別仕様車「Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+ Final Edition」を発表した。同日より注文の受け付けを開始し、デリバリーは2024年11月以降を予定している。なお販売数は、AMGグリーンヘルマグノ(マット)50台、MANUFAKTURマウンテングレーマグノ(マット)150台、ポーラーホワイト(ソリッド)100台の全国限定300台となる。
A 45 S 4MATIC+ Final Editionの特長
Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+をベースに、Aクラス初採用の外装色AMGグリーンヘルマグノ(マット)に加え、日本限定色となるMANUFAKTURマウンテングレーマグノ(マット)およびポーラーホワイト(ソリッド)を採用した。ボンネットにはAMGのエンブレムが、ドアパネルには“45 S”のデカールが施され、A 45 S 4MATIC +の集大成であることを印象付ける。
また、Final Edition専用の19インチAMGアルミホイール(鍛造)を含むエクステリア全体にイエロー&ブラックのアクセントが加わり、AMGの力強さを表現している。さらに、固定式リアウィングをはじめとするエアロパーツによって、高速走行時の走行性能を高めている。
AMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/MICROCUT)
インテリアには、Final Edition専用AMGアルミニウムインテリアトリムやイエローイルミネーテッドステップカバーなど様々な限定装備を採用している。また、マルチコントロールシートバックを備えたAMGパフォーマンスシート(運転席・助手席)のヘッドレストにはイエローアクセントで「45S」と刻印され、特別感を演出している。
イエローイルミネーテッドステップカバー/限定車専用フロアマット
パワートレインには、最高出力421PS(310kW)、最大トルク500Nmを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンの「M139」を搭載し、ツインスクロールターボチャージャーや可変バルブリフトシステム「CAMTRONICカムトロニック 」を採用している。
また、最大トルクを5,000rpmから5,250rpmの範囲で発生するなど、トルクカーブが自然吸気エンジンに近い特性を実現しエモーショナルな加速感を味わうことができる。さらに、レスポンスや吹け上がりの改善も行い、レブリミットも高く、7,200rpmに設定するなど、ピュアスポーツカー並みのエンジン性能を備えている。
このエンジンは、ターボチャージャーとエグゾーストマニホールドがエンジン後方に、インテークマニホールドなどの吸気系がエンジンの前方に位置する。これにより、エンジン搭載位置を下げることにより、操縦性能に貢献するだけでなく、空力的にも有利なものとすることができた。
そして組み合わされるAMGスピードシフト DCT 8速デュアルクラッチトランスミッションは、全速度域でのきわめて自然な加速性能に加え、素早いシフトとシフトアップ時の最適なギアのつながりが得られるようにセッティングされ、俊敏、かつダイナミックで気持ちの良い加減速を実現している。エグゾーストシステムには、自動制御のフラップを装備しており、選択したドライブモードに応じて、バランスの取れた音色から、ドライバーの感性を刺激するモータースポーツ譲りのエグゾーストサウンドまで切り替えを行うことができる。
【メーカー希望小売価格】
Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+ Final Edition 11,500,000円(税込)
【特別装備】
<エクステリア>
AMGナイトパッケージ
AMGエクステリアナイトパッケージⅡ
AMGエアロダイナミクスパッケージ
19インチAMGアルミホイール(鍛造)
AMGブラックブレーキ・キャリパー
限定車専用デカール
<インテリア>
AMGパフォーマンスステアリング
(ナッパレザー/MICROCUT)
AMGパフォーマンスシート
イエローイルミネーテッドステップカバー
限定車専用フロアマット
<機能装備>
AMG RIDE CONTROLサスペンション
AMGリアルパフォーマンスサウンド
関連情報:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/hatchback/a-class/overview.html#limited
構成/土屋嘉久