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子どもとのお出かけがラクになる子育て世代向けのボディバッグ「PairFook/抱っこバッグ」

2024.11.28

【コウチワタルのMONO ZAKKA 探訪】小さい子供とのお出かけのための楽チンが詰まったボディバック『PairFook/抱っこバッグ』 

 1歳以降の小さい子どもの子育てをしていて頭を悩ませるのがお出かけの時の荷物の問題だ。小さい子どもとのお出かけともなると水分補給用の飲み物や除菌シート、夏場はモバイルファンなど何かと必要な荷物があるわけで1時間程度のお出かけでも手ぶらというわけにはいかない。一方、子どもというのは何か抱っこをせがんでくるものであるし、そもそも交通量の多い場所など安全上の理由から、もしくは子どもが寝てしまった場合など、子どもを抱っこしなくてはならない場面というのも実に多い。荷物と子ども自身、この2つの面倒を見なければならない親の負担を1つで軽くしてくれるアイテムはないものか、と探し始めて目を付けたのが今回紹介する『PairFook/抱っこバッグ』 である。

『PairFook/抱っこバッグ』とは?

使用し始めてから1ヶ月程度が経過したので、実際に使用してみた感想も交えて紹介していこうと思う。

『PairFook/抱っこバッグ』 は株式会社福井が製作・販売している製品である。こちらの会社は長年スポーツバッグやバイクに取り付けるバッグを製作してきた会社ということだが、自身が二児の父親である社長が気が付いたこれまでのベビーグッズの課題に対して、自社で培ったノウハウと技術を投じて開発したのがこちらの『PairFook/抱っこバッグ』である。パパの育児参加を応援し、すべての家族にぬくもりと安心を届けることをテーマとしているそうだ。

 こちらの製品はクラウドファンディング「CAMPFIRE」で2024年6月にプロジェクトが開始され、予定金額の2819%を達成して成功裡に終了している。今回紹介する製品も筆者がこちらのプロジェクトに応募して手元に届いたものである。

『PairFook/抱っこバッグ』 の特徴

◆抱っこ紐よりも子どもの乗せ降ろしが楽チンに

 子どもの抱っこをサポートするアイテムには抱っこ紐と呼ばれるアイテムがある。これらの中には生後数か月の赤ちゃんから使用できるものあり、子どもの安定性も高いので確かに安心感はある。一方で抱っこ紐は装着するパーツの数やその構造上の理由により子どもの乗せ降ろしに手間が掛かるというデメリットがある。そのため、赤ちゃんであればいざ知らず、自分で歩き始める年齢の子どもとなるとその要求に応じて乗せ降ろしするのに抱っこ紐はちょっと不便なのである。その点、この 『PairFook/抱っこバッグ』 のようないわゆるヒップシートタイプの製品であれば、基本的には製品と自分との間に子どもを挟み、子どもを製品に座らせるだけなので乗せ降ろしの手間がだいぶ少なくなるのだ。

 もちろん乗せ降ろしが楽なだけで安全面が疎かになっては本末転倒であるが、その点もぬかりはないようだ。子どもが座る座面にはクッション性がありバイクバッグにも使用されている滑り止めが付いている。

また、子どもの腰部分まで覆うことが出来るサポートクロスとウエストベルトが付いており、子どもの不意の落下防止に繋がるように設計されている。

その他、バックルには耐荷重量60kgまでのYKK製バックルを使用し、バックル安全ストッパーが設けられているなど、一般的な育児用品で見られるような安全面での配慮がなされていることが分かる。

◆大容量かつ細かく分かれたルームで荷物の管理が楽チンに

 この製品の魅力の1つが大容量の収納スペースである。子どものお出かけともなるとオムツや着替え、飲み物や除菌シートなど何かと持ち物が多くなってしまうが、公園程度であればこの製品1つで対応できるくらいである。具体的には容量は約6リットルとなっており、3つのルームに分割された構造となっている。

 1つ目のルームは本体の一番外側のスペースである。

何と言ってもこちらは取り出しが容易な場所に当たるので、頻繁に使用する除菌シートや着替え、飲み物などを入れておくのに向いている。筆者自身は親の持ち物である折り畳み傘やメガネケースなどの収納にも使用している。

 続いて真ん中にある2つ目のルームはファスナー付きメッシュポケットが設けられたスペースである。

こちらはファスナー付きで落下のリスクの低減がなされているので貴重品や常備薬を入れておくのに適している。

 最後に使用する際に一番手前に当たるスペースは500mlペットボトルが2本も入る大容量のルームとなっている。

ご覧のようにこのルームは保冷ルームにもなっているので飲み物、食べ物の収納に適している。防水加工になっているので水滴のついたペットボトルなど、一般的なバッグであれば収納することに躊躇するようなものでも気兼ねなく入れることができるのが嬉しい。もちろん汚れた場合もサッと拭くことができる。

◆ヒップシートとして使用しない場面ではボディバックとして携帯も楽チンに

 市販されているヒップシートの中にはウエストポーチのように腰に装着するタイプがあり、これはこれで肩への負担が軽減されるので楽だったりするのだが、ヒップシートとして使用しない場面でも腰に装着しておかないといけないので時に煩わしく感じたりするのが悩みであった。一方、 『PairFook/抱っこバッグ』 の場合はヒップシートとして使用しない場面では背中側に回してボディバックとして使用することができるので、実用性の観点でも、デザイン性の観点でもとても使いやすいと感じている。

 なお、写真のようにヒップシート部分からバック部分は片側だけに展開するようになっており、ヒップシートを使用しながらでもバックの中身にアクセスしやすくなるような工夫がされている。

 子育てをしている親でもあってもある程度は自分の身だしなみには気を遣いたいものである。ヒップシートはいかにも子育てしているという見た目であり、それ自体を悪いとは言うつもりはないものの、もう少しなんとかなると良いのに、というのが正直な思いであった。そうした思いに対する回答の1つが 『PairFook/抱っこバッグ』 のようなボディバックとしても使えるヒップシートだったのではないか、というのが筆者の感想である。 『PairFook/抱っこバッグ』 のデザインも、もちろんある程度は子育て用品の雰囲気を感じさせるものの、「いかにも子育て用品」感は軽減されている印象があり、男性でも使用しやすいデザインだと感じている。せっかく子育てをするのであれば、親自身も前向きな気持ちで子育てをしたいものである。アイテム1つでそうした気持ちが上がるのであれば活用しない手はないと思う。子どもの成長に伴ってヒップシートとしてはいつか使用しなくなるので、ボディバックとして使用が継続できる点は嬉しい。

『PairFook/抱っこバッグ』 を購入するには

『PairFook/抱っこバッグ』 のカラーバリエーションはブラック、ネイビー、ベージュの3種類で今回紹介したものはブラックに該当する。価格は税込み14,960円で楽天市場から購入することが可能だ。

■関連情報
https://camp-fire.jp/projects/753808/ 

文/Wataru KOUCHI
趣味は合唱、読書、語学、旅行、美術館巡り、雑貨屋探索etc…。日本、海外の雑貨やガジェット、デザインコンセプトの中から思わず「それ、いただき!」と言ってしまうモノ達を紹介!

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