iPhoneの通知をオフにしたり時間指定で通知を設定する方法

iPhoneでは、メールやアプリのお知らせ・メッセージなどを受信すると通知が届く。しかし、通知が多く届くと、わずらわしく感じる人もいるだろう。

この記事では、iPhoneの通知をすべてオフにする方法に加え、特定のアプリや連絡先の通知をオフにする方法などをご紹介する。

特定のアプリや連絡先の通知を届かなくしたい人、指定した時間だけ通知をオフにしたいと考えている人は参考にしてほしい。

iPhoneの通知をすべてオフにする方法

まずは、iPhoneのすべての通知をオフにする方法だ。以下の手順でアプリのアクティビティに関する通知を停止できる。

「設定」 の「通知」をタップ

「メッセージ」を選択

「通知を許可」をオフ

例えば仕事の間は通知をオフにし、通知をオフにしている間に届いたメッセージを終業後に確認できる。そうすることで仕事に集中でき、作業効率の向上が期待できるだろう。

なお、再び通知をオンにしたい場合は「通知を許可」をオンにすれば完了する。通知音を鳴らす場合は、着信・サイレントスイッチが消音になっておらず、音量が設定されているか確認する必要がある。

iPhoneの通知を一時的にオフにする方法

仕事や外出の間だけ、iPhoneの通知をオフにしたいと考える人も多いはずだ。iPhoneには、通知を一時的にオフする方法がいくつかあるため、ここではその方法を紹介する。

■集中モードにする

集中モードとは、睡眠や仕事などの特定のシーンに合わせて通知をオン・オフにできる機能のこと。

次のように集中モードを設定すれば、すべての通知を一時的にオフにしたり、特定の通知を許可したりできる。

iPhoneの「設定」 をタップして「集中モード」を選択

「おやすみモード」「パーソナル」「仕事」などの集中モードを選ぶ

集中モード時に通知を許可する連絡先とアプリを指定する

「オプション」をタップし、「ロック画面に表示」をオフや「通知バッジを非表示」をオンにする

設定した後でも「設定」から「集中モード」で、選択したオプションを変更できる。

■集中モードで特定の連絡先からの通知をオフにする

集中モードでは、次のように特定の連絡先からの通知をオフにすることが可能だ。

「設定」の「集中モード」をタップ

「おやすみモード」「パーソナル」「睡眠」「仕事」などの集中モードを選択

「通知を知らせない」をタップする

＋ をタップして、連絡先から選択する

なお、集中モードにしていても緊急連絡先からの着信は通知されるように設定できる。

■集中モードで特定のアプリからの通知をオフにする

集中モードでは、特定のアプリからの通知をオフにできる。手順は以下の通り。

「設定」の「集中モード」をタップする

「おやすみモード」「パーソナル」「睡眠」「仕事」などの集中モードを選択する

「アプリ」をタップする

「通知を知らせない」を選択

＋ をタップして、設定するアプリを選ぶ

例えば休日に仕事関連のアプリの通知をオフに設定すれば、休みの日に仕事の連絡を気にする必要がなくなるだろう。

なお、ホーム画面に追加した特定のWebアプリの通知もオフにできる。

■送受信メッセージのサウンドやバイブレーションを消音にする

メッセージの送信や受信をすると、効果音や通知音が鳴る。これらの音を消したい場合は、次のように設定可能だ。

iPhoneの「設定」 から「通知」をタップ

「メッセージ」を選択する

「サウンド」を選び「なし」をタップする

なお「サウンド」から「触覚」を選び「なし」をタップすれば、バイブレーションを消すことができる。

メッセージの送信や、受信の際に音が気になる人は確認しておこう。

■機内モードにする

「機内モード」とは、飛行機に乗るときに利用するためのモードのこと。

設定するとキャリアの回線が強制的にオフになるため、iPhoneは電話の着信を受けられなくなる。機内モードに設定したい場合は、次のようにおこなう。

iPhoneの「設定」をタップ

「機内モード」をオンにすれば完了

機内モードにすると、Wi-Fi接続とモバイルデータ通信の両方が解除されるので注意が必要だ。Wi-Fiを使いたい場合は、機内モードをオフにする。

iPhoneの通知オフをアプリごとに設定する方法

iPhoneの通知オフ設定は、アプリごとに設定できる。

iPhoneの｢設定｣から「通知｣を選択する

通知をオフにしたいアプリを選択する

通知を表示できる画面のエリアを設定

サウンドとバッジのオン、オフを切り替える

なお、すべての通知をオフにする設定は、｢通知を許可｣の横にあるボタンを「オフ」にする。

iPhoneの通知時間を指定する方法

iPhoneは通知する時間を指定できる。ここでは、iPhoneの通知時間を指定する方法を紹介しよう。

■時刻指定要約から設定する

iPhoneの設定にある「時刻指定要約」から設定できる。

iPhoneのホーム画面にある「設定」の「通知」を選択する

通知の一覧から「時刻指定要約」をタップする

「時刻指定要約」をオンにする

「要約に含めるAppを選択」画面に表示されるアプリから、設定したいアプリを選択。

「スケジュールを設定」画面に遷移後、「スケジュール」で通知したい時間を設定。時間を指定したら「通知の要約をオンにする」をクリックすれば設定完了。

はじめに「要約に含めるAppを選択」画面に移行すると、アプリの一部が表示される。

設定したいアプリが表示されていない場合は「さらに表示」をクリックすれば、インストール済みのアプリがすべて表示される。

例えば仕事の時間だけ使うアプリの通知をすることで、終業後や休みの日に仕事関連の通知を届かなくできる。

■おやすみモードにする

「おやすみモード」を設定すれば、次の音を消すことが可能だ。

• 着信音
• 警告音
• 通知音

「おやすみモード」を起動しているときは、ステータスバーとロック画面に三日月のアイコンが表示される。一方、三日月アイコンが表示されていなければ、設定はオフになっている状態だ。

「おやすみモード」の設定方法は以下のとおり。

ホーム画面の上から下にスワイプして、コントロールセンターを開く

「おやすみモード」の三日月が表示されている「集中モード」ボタンを選択

「おやすみモード」をタップし、オン・オフを切り替える

集中モードの「デバイス間で共有」は「おやすみモード」がオン・オフになると、他のApple製品のデバイスに表示される。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

文／編集部