カシオがサウナでととのう12分計を搭載した「サ時計」を製品化

カシオ計算機は、視認性に優れた時刻表示と12分計をワンプッシュで切り替えられるシンプルな機能を装備した高温・高湿に強いサウナ用ウオッチ『サ時計』を開発。応援購入サービス「Makuake」において、2024年12月2日正午よりプロジェクトを開始する。

ラインアップと価格は「カシオオリジナル」モデルが9800円、サウナ検索サイトの「サウナイキタイ」モデルが1万1300円。「カシオオリジナル」は各色1000本、「サウナイキタイ」モデルは300本限定。

その概要や特徴は以下のとおり。

『サ時計』開発の背景

近年、サウナーと呼ばれる愛好家の増加によりサウナブームが起こり、心身をリラックスさせることを「ととのう」と表現して話題となった。

「ととのう」ためには、サウナで体を温める、冷水で体を冷やす、外気浴などで休憩することを数回繰り返し行ない、のぼせたり冷やしすぎたりしないためにも適度な時間（※1）を計ることが大切と言われている。
※1. 個人の体調や環境により異なるが、健康な成人が行なう1回の時間はサウナ5～12分・冷水1～2分・休憩7分以上が目安

しかしながら、高温・高湿の環境下には腕時計やスマートフォンは持ち込めないという課題があった。

『サ時計』の主な特徴

『サ時計』は、同社が存在理由として掲げる「驚きを身近にする力で、ひとりひとりに今日を超える歓びを。」というパーパスを実現するため、サウナーが抱える悩みを解決し、いつでも時間を確認できる利便性を提供したいと感じた開発者の思いから生まれたサウナ用ウオッチだ。

「ととのう」ことを第一に考え、あえてアナログ仕様の時刻表示と12分計に機能を絞り込み情報量や操作を簡潔にしたほか、12分計で経過時間を計測しながらボタン一つで現在時刻を確認できる利便性も備える。

また、耐熱電池の採用によりサウナ室内の高温環境（※2）で使えるほか、防水設計のケースに透湿性の低い樹脂を用いることで、より内部に湿気を入れにくくする工夫が施され、風防の曇りを抑えている。

本体は、サウナのゆったりとした時間の流れをイメージして、小ぶりで丸みのあるフォルムを採用。また、バンドは着脱のしやすさに加えてサウナを楽しむスタイルにもこだわり、温浴施設でよく見かけるカールバンドを使用した。
※2.設定温度100℃以下のサウナ（腕に着用した状態で15分以内の使用）

今回の支援募集では、カシオオリジナルの2モデルとは別に、本企画に顧客視点で助言してもらったサウナ検索サイト「サウナイキタイ」のロゴやカラーを施したモデルも用意されている。

■製品ラインアップ

＜カシオオリジナルモデル＞
文字板・ケース・バンド色／白・黒・オレンジ、黒・黒・黒
支援金額（税込）／9800円（※3　※4）

＜サウナイキタイモデル＞
文字板・ケース・バンド色／白・黒・ブルー
支援金額（税込）／1万1300円（※3　※4）

※3. 送料込　
※4. カシオオリジナルモデルは各色先着200個、サウナイキタイモデルは先着30個に早割特典あり

■主な製品仕様

機能／時刻表示（時・分）、12分計（分・秒）、リセット機能
防水性能／5気圧防水
ケース素材／低透湿樹脂
使用環境／設定温度100度以下のサウナ（腕に着用した状態で15分以内の使用）
本体サイズ、質量／約縦40.2×横35.4×厚さ12.9mm、約24.5g
使用電池／耐熱電池
電池寿命／約5年

「Makuake」におけるプロジェクト内容

支援受付数量
カシオオリジナルモデル各1000本、サウナイキタイモデル300本
（いずれもなくなり次第受付終了）

支援金額／
・カシオオリジナルモデル：9800円（税込、送料込、各色先着200個に早割特典）
・サウナイキタイモデル：1万1300円（税込、送料込、先着30個に早割特典）
募集期間／2024年12月2日正午開始～2025年2月27日終了予定
募集サイト／『サ時計』プロジェクト　https://www.makuake.com/project/sadokei/
成立条件／150万円（不成立の場合は全額返金）
発送時期／2025年6月発送予定

なお、支援の募集に先立ち、現在開催中のイベント「全国サウナ物産展2024」（新宿マルイ本館B1F）にて、2024年11月22日（金）から～24日（日）まで『サ時計』が特別展示される。

関連情報
https://www.makuake.com/project/sadokei/

構成／清水眞希