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40代以上の4人に1人が「推し」がいることが明らかに

2024.11.26

ビデオリサーチ内の生活者に関するシンクタンク「ひと研究所」は、全国男女15~69歳を対象に、「推し活に関するアンケート調査」を実施。その調査結果から、世代ごとの「推し」の有無やジャンル、さらには推し活の具体例などが明らかになった。

推しがいる人は、SNS利用の約半分の時間が「推し活」目的

「推し」とは、一般的には好き・お気に入りの人物やモノで、応援したい対象を指し、それらを応援したりする活動のことを「推し活」という。ひと研究所では、「推し活」が人々のメディア利用、消費行動の促進につながることに注目し、「推し活」に関する研究をしている。

そんなひと研究所が実施した「推し活に関するアンケート調査」では、Z世代の6割、中高年の約4人に1人は「推し」がいることが判明。また、推しがいる人は、SNS利用の約半分の時間が「推し活」目的であることがわかった。

■調査結果

・Z世代の6割、40代以上も約4人に1人は「推し」がいる
全国15~69歳の男女4,234名に「推し」の有無について質問したところ、最も「推し」がいる割合が高かったのはZ世代(15~26歳)で62.1%、次いでY世代(27~42歳)、X世代(43~58歳)という結果になり、40代以上も約4人に1人は「推し」がいることが、この回答結果からわかった。

【図1】推しの有無/単一回答

・推しジャンル Z世代の1位は「日本のアイドル」、43歳以上は「歌手・バンド・音楽家」
「推しがいる」と回答した人を対象に、具体的な推しのジャンルについて質問したところ、Z世代、Y世代は1位が「日本のアイドル」、X世代、59~69歳の1位は「歌手・バンド・音楽家」となった。

【図2】「推し」のジャンル(世代比較)/複数回答

・推し活の具体例は「映像メディア視聴」「推しの作品・グッズ購入」「ライブ、リアルイベントへの参加」「SNS」
「推し活をしている」と回答した人1,437名に具体的な活動内容を質問したところ、「無料動画サービスで動画を見る」が54.8%、「作品を見る/聴く」が47.8%、「テレビ番組を見る」が42.7%と、映像メディア視聴がトップ3で、次いで、「作品や、公式グッズなどを購入する」(39.9%)、「ライブ、リアルイベントの参加」(37.4%)、「推しのSNSをフォローする」(37.4%)という結果に。そのほか、「コラボや広告起用された商品などを購入する」が20.0%で、5人に1人は推しが起用されていることを理由に商品などを購入することがわかった。

【図3】主な推し活行動/単一回答

・推しがいると、SNSの利用時間が増加する
推しがいる・いないに関わらず、「X(旧Twitter)」と「Instagram」を利用している人に対し1日あたりの利用時間量を質問したところ、ともに、すべての世代で推しがいる人のほうが、推しがいない人より利用時間が多いことがわかった。

【図4】X、Instagramの利用時間量

・推しがいる人は、1日におけるSNS利用の約半分の時間を推し活に充てる
推しがいる人で、「X(旧Twitter)」、「Instagram」を利用している人を対象に、推し目的での1日あたりの利用時間について質問したところ、15~69歳の全世代で、1日におけるX、Instagram利用の約半分の時間を推し活に費やしていることがわかった。

【図5】X、Instagramの「推し活」利用割合/※推しあり・各SNS利用者の平均から算出

■調査概要
・調査タイトル:推し活に関するアンケート調査
・調査期間:2024年2月6日~2月7日
・調査対象:男女15~69歳
・調査方法:インターネット調査
・調査地域:全国
・有効回答数:スクリーニング調査4,234名、本調査1,437名

関連情報
https://www.videor.co.jp/service/communication/hitoken.html

構成/立原尚子

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