レインボードは独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁などが主催する「令和6年度日本博2.0事業(委託型) マンガの聖地としま トキワ荘通りインバウンド活性化」にて、アプリ「トキワ荘通り AR探訪」(以下・トキワ荘通りAR)を公開した。
「日本博2.0」は、2025年日本国際博覧会に向けて、日本の美と心を体現する我が国の文化芸術の振興、およびその多様かつ普遍的な魅力を発信する国家プロジェクトだ。
リアルとマンガがARで交錯する、現代マンガの発祥の地巡り
「トキワ荘通りAR」は、手塚治虫をはじめとするマンガの巨匠たちが住み集い、若き青春時代を過ごした「トキワ荘」が建てられていた豊島区南長崎地域を、外国人の観光客をはじめ、より多くの人に親しんでもらうために、地域と連携して開発された。
豊島区立トキワ荘マンガミュージアム(東京都豊島区南長崎3-9-22)をはじめ、トキワ荘の関連施設が多くある「トキワ荘通り」周辺で、マンガの世界をイメージしたARによる観光ガイドを体験できる。
「トキワ荘通りAR」の主な特徴
・フキダシやオノマトペなど、マンガならではの表現デザインを配置したARガイドを作成
・リアルな場所に2Dのキャラクターやフキダシ等を出現させ、空間をマンガの一コマのような表現を再現
・トキワ荘通りのキャラクター「かきとらさん」を登場させ、喋り口調を使用し、親しみやすいガイドに
■2種類のガイド体験
「トキワ荘通りAR」では、20か所のガイドスポットでテキストと画像によるガイドを見ることが可能。そのうち7か所のAR該当スポットで「かきとらさん」が登場するARガイドを楽しめる。
■該当スポット
■AR表現について
「かきとらさん」のイラストやフキダシは2D(平面)として画面に表示され、現実空間にマンガの世界が登場したかのような感覚を味わうことができる仕様となっている。
なお、今年度はアプリ使用者を対象にアンケートを実施。アンケート回答を基に来年度改良版を公開する予定だ。
関連情報
https://www.curiosity-inc.jp/tokiwasoar/download
構成/清水眞希