LINEタイムラインは「LINE VOOM」に進化。使い方やフォロー機能、タイムラインとの違いを解説するとともに、新たな投稿体験を楽しむコツを紹介する。
目次
LINEアプリ内のタイムライン機能を知っているだろうか。タイムラインは友だちに向けてテキストや動画を発信できる機能だが、2021年冬にサービスを終了。現在は「LINE VOOM」に生まれ変わっている。
本記事では、タイムライン機能に代わって登場したLINE VOOMの見方や使い方を解説する。変更点についても触れるので、これまでタイムラインを使っていた方もぜひ参考にしてほしい。
LINEのタイムラインはLINE VOOMに移行
LINEのタイムラインは2021年の冬に、LINE VOOMへと移行した。まずは、LINEのタイムライン機能がどんな機能であったか振り返ろう。
■LINEのタイムライン機能とは
LINEのタイムライン機能は、テキストや画像、動画などを友だちに発信できる機能。プロフィール画像の変更などもアナウンスされていた。スタンプやコメントで手軽に反応できるため、コミュニケーションの場の役割を果たしていた。
トークルームにおける個人間のやり取りと異なり、友だち全員に投稿が表示されるのが特徴。Instagram等で提供されている「ストーリー」機能も用意されており、24時間限定で公開できるショート動画も投稿できた。
■現在はLINE VOOMに移行
2024年現在、すでにタイムライン機能の提供は終了しており、LINEには表示されない。端末やバージョンによって多少の前後はあったが、概ね2021年冬にLINE VOOMへの移行が行われた。
LINE VOOMの読み方は「ラインブーム」。iOS版、Android版、iPad版、Windows版、Mac版のLINEおよびWeb版LINE VOOMで利用できる。タイムラインと比較して、よりショート動画にフォーカスした機能となっている。
タイムラインとLINE VOOMの違い
ここでは、従来のタイムラインとLINE VOOMの違いを紹介する。タイムラインから移行する際の参考にしてほしい。
■タイムラインにはなかったフォロー機能が追加
LINE VOOMでは友だちとは別に、気になる投稿者を「フォロー」してコンテンツを見る形式に変更。自分のことをフォローしているユーザーのことをフォロワーと呼ぶ。
友だちとは異なり、フォロー・フォロワーの関係になってもメッセージのやり取りはできないので注意しよう。フォロー・フォロワーは「フォローリスト」から確認可能だ。
■タイムラインよりもオープンな機能に
LINE VOOMは、タイムラインよりもオープンな機能といえる。タイムラインでは投稿を見るために友だち登録が必要だったため、実際に関わりを持っている人の投稿を見るのが主だった。
一方、フォローが実装されたLINE VOOMでは芸能人やインフルエンサ―の投稿も確認しやすくなり、XやInstagramのようなSNSとしての側面がより強まっている。
LINE VOOMコンテンツの楽しみ方
ここからは、LINE VOOMの基本的な使い方を紹介する。LINE VOOMをスマートフォンで楽しむ際の参考にしてほしい。
■コンテンツを表示する
LINE VOOMのコンテンツを表示する画面には、「おすすめ」「フォロー中」の二つのタブが用意されている。
おすすめ
「おすすめ」タブではユーザーの嗜好に合わせて、興味がありそうな投稿がピックアップされて表示される。おすすめされるコンテンツは、いいねやコメント履歴を参照して選ばれる仕組みだ。
フォロー中
「フォロー中」は、自分がフォローしているユーザーの投稿を確認するためのタブ。友だちの投稿やフォロー済みのユーザーの投稿をチェックしたい場合は、こちらで確認しよう。
■コンテンツを検索する
LINE VOOMでコンテンツを検索したい場合は、以下の手順で行う。
1.「VOOM」タブをタップし、「フォロー中」タブを開く。
2.右上に表示される検索マークをタップする。
3.アカウント名や気になるキーワード、ハッシュタグ等を入力する。
■コンテンツにリアクションする
LINE VOOMでは、コンテンツに対してスタンプやコメントでリアクションできる。投稿内容の下にリアクションのためのアイコンが設置されているので、これらをタップしてリアクションしよう。
動画を全画面で再生している時には、右側に表示されるアイコンをタップしてリアクション可能だ。
LINE VOOMにおけるコンテンツ投稿の仕方
ここでは、LINE VOOMでコンテンツを投稿する方法を解説する。動画撮影や編集は以下の手順で行おう。
■動画を用意する
まずはコンテンツとして投稿する動画を用意しよう。動画撮影の流れは以下の通り。
1.「LINE VOOM」タブ内の「おすすめ」画面を開く。
2.画面右上にあるビデオカメラのアイコンをタップする。
3.動画の撮影画面に移動するので、画面下部にある紫のビデオカメラアイコンをタップして撮影を開始する。
4.画面下部にある停止アイコンをタップして撮影を終了する。
■動画を編集する
素材となる動画を用意したら、次に動画の編集を行おう。動画の撮影を終了すると、動画を編集する画面に自動で遷移する。
1.編集画面に移動したら、画面右上に表示される各種編集アイコンをタップする。
2.サウンド、スタンプ、動画の速度、色彩の調整等をそれぞれ行う。
3.編集を終了したら、画面下にある「次へ」をタップ。
■公開範囲を設定する
編集を終えると、投稿の確認画面に移動する。動画に付随させるメッセージや他のユーザーによるダウンロードの許可等を設定し、公開範囲を設定しよう。
公開範囲は「全体公開」「公開リスト」「自分のみ」から選択する。「公開リスト」を選択した場合は、投稿を公開するユーザーを選択するリストを作成する画面に遷移する。公開したいユーザーを含めたリストを作成して「OK」を選択しよう。
すべて確認が終了したら、画面下の「投稿」ボタンを押して投稿は完了だ。
■ストーリーも投稿できる
LINE VOOMではタイムラインと同じく、24時間だけ表示されるストーリーを投稿可能。
ストーリーに投稿した内容は、自分をフォローしている人の「フォロー中」画面の上部に表示される。
ストーリーの投稿手順は以下の通り。
1.「フォロー中」画面の上部にある「ストーリー」をタップする。
2.画面下部の「テキスト」「写真」「動画」から投稿したい形式を選択する。
3.投稿内容の準備・編集を行う。
4.画面下部の公開範囲を選択する。
5.「完了」をタップして投稿を完了する。
■自分が投稿したコンテンツの確認方法
自分がLINE VOOMで投稿したコンテンツを確認したい場合は、以下の手順で行う。
「VOOM」タブから確認する方法
1.「VOOM」タブをタップし、画面右上に表示される人型のアイコンをタップする。
2.自分の名前もしくはアイコンをタップする。
「ホーム」タブから確認する方法
1.「ホーム」タブ内に表示される自分の名前もしくはアイコンをタップする。
2.プロフィール下部に表示される「LINE VOOM投稿」をタップする。
LINE VOOMのフォロー機能の使い方
タイムラインを使っていた方は、LINE VOOMで追加されたフォロー機能に戸惑っているのではないだろうか。ここでは、LINE VOOMにおけるフォロー機能の具体的な使い方を紹介しよう。
■友だちとフォローの違い
「友だち」と「フォロー」では、トークやLINE通話を使えるかどうかに違いがある。友だちとはトーク・通話を行えるのに対して、フォローしている相手とは行えない。
フォローはあくまでもLINE VOOM内で完結する機能であるため、トークには影響せず、友だちよりも薄いつながりであることを覚えておこう。
■投稿者をフォローする
ここでは、実際に投稿者をフォローする流れを確認しよう。
友だちではないユーザーをフォローする方法
友だちではないユーザーをフォローする場合は、以下の手順で行う。
1.「おすすめ」に表示された投稿の「フォロー」をタップする、もしくはユーザーのプロフィールページにある「フォロー」をタップする。
2.「フォロー中」タブを選択中に右上に表示される検索アイコンをタップし、ユーザー名を入力して検索する。
同様の手順でハッシュタグの検索も可能で、「スポーツ」「ランチ」など、関心のあるワードで検索するとそのジャンルで投稿を行っているユーザーを発見できる。
友だちをフォローする方法
LINEで友だち登録してあるユーザーをフォローするときは、以下の手順で行う。
1.「フォロー中」タブ内にある人型のアイコンをタップする。
2.歯車の設定アイコンをタップする。
3.「フォローリスト」をタップする。
4.フォローしたい友だちを選択して「フォロー」ボタンをタップする。
■フォロー・フォロワーリストを確認する
フォロー・フォロワーリストを確認したい場合は、以下の手順で行う。
1.VOOMを開き、右上にある人型のマークをタップする。
2.歯車の設定マークをタップする。
3.「フォローリスト」をタップする。
フォローやフォロー解除をしたい場合は、ユーザー名の右に表示されている「フォロー」「フォロー中」ボタンをタップするとフォロー状態を変更できる。
また、自分をフォローしているユーザーをフォロワーから削除することも可能。「フォロワー」タブからユーザー名の右にある三点リーダーのマークをタップし、削除を選択するとフォロワーから削除できる。
※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。
文/編集部