全国のJR線の時刻が掲載されている冊子の時刻表には列車の時刻のほか、各駅で販売されている駅弁情報など、旅に役立つ情報が載っている。今回はその駅弁情報をもとに、東海道新幹線の駅で販売されている高額駅弁のランキングを作ってみた。
沿線にうなぎで有名な浜名湖や三河、ひつまぶしが有名な名古屋があることから、ベスト5のうち3つがうなぎ関連の商品に。1位はふっくら柔らかいうなぎを駅弁で出すため、焼き上げ前に赤ワインに漬け込んだ商品(要予約)。5位は職人が秘伝のタレで焼き上げた国産うなぎはもちろん「ひつまぶし」の名の通りわさびなどの薬味が付き、3段階の味が楽しめる。2位の商品は豊橋駅の売店のほか、東京、池袋の百貨店にある直営店でも購入できる。
東京駅に全国の駅弁を販売するセレクトショップがあるため、7位から9位には駅弁大会で人気の東北エリアの商品がランクイン。各地の高級食材が入る多様性あるランキングとなった。
東海道新幹線の駅で売っている高額駅弁ベスト10※
駅弁の種類が多い東海道新幹線の駅ベスト10
大手弁当チェーン「ほっともっと」の弁当のレギュラーメニューは38種類。東京駅の駅弁はその数を上回る。
ドクターイエロー引退……でも駅弁ならまた出会える!
ドクターイエローが容器の駅弁は売り切れる日も多い新大阪駅の人気商品。JR東海MARKETではこの駅弁のネット予約が可能。新大阪駅のほか、名古屋市のリニア・鉄道館でも受け取りOK。
取材・文/渡辺雅史
※『JTB時刻表2024年9月号』で調査。
原材料高騰のため、価格が変わっている場合があります。