MMDLaboは同社が運営するMMD研究所にて、18歳~69歳の男女7000人を対象とした「マイクロモビリティに関する調査」を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。本稿は同社リリースを元に、その概要をお伝えする。
マイクロモビリティの認知は39.4%、うち28.6%が利用経験あり
18歳~69歳の男女7000人を対象に、マイクロモビリティの認知状況と利用頻度について聞いたところ、認知では39.4%となった。
「認知している」と回答した2757人のうち「利用経験がある」は28.6%となり、「利用経験がない」は71.4%だった。
マイクロモビリティの認知状況について運転免許の保有別でみると、運転免許保有者(n=5297)では「認知している」が43.6%、「認知していない」が56.4%となり、運転免許非保有者(n=1703)では「認知している」が26.2%、「認知していない」が73.8%となった。
続いて、利用経験を運転免許の保有別でみると、運転免許保有者(n=2310)では「利用経験がある」が30.2%、「利用経験がない」が69.8%となり、運転免許非保有者(n=447)では「利用経験がある」が20.6%、「利用経験がない」が79.4%となった。
次に、マイクロモビリティ利用経験者789人を対象に、マイクロモビリティの利用頻度について聞いたところ、「1週間に1回~2回」が27.1%と最も多く、次いで「1週間に3回以上」が21.9%、「2週間に1回」が17.4%となった。
■最も利用経験のあるマイクロモビリティサービスは「LUUP」
18歳~69歳の男女7000人のうちマイクロモビリティ利用経験者789人を対象に、利用経験のあるマイクロモビリティサービス(複数回答可)と最も利用経験のあるマイクロモビリティサービスについて聞いたところ、利用経験のあるマイクロモビリティサービスでは、「LUUP」が44.0%と最も多く、次いで「movicle」が21.2%、「ドコモ・バイクシェア」と「Lime」と「HELLO CYCLING」とが20.2%となった。
続いて、最も利用経験のあるマイクロモビリティサービスでは、「LUUP」が30.3%と最も多く、次いで「ドコモ・バイクシェア」が9.1%、「Lime」が8.9%となった。
■マイクロモビリティ利用理由の上位は、「短距離の移動」「自分のペースで自由に移動」「環境に配慮した乗り物」
マイクロモビリティ利用経験者789人を対象に、マイクロモビリティを利用した理由について聞いたところ(複数回答可)、「短距離の移動」が24.8%で最も多く、次いで「自分のペースで自由に移動」が24.1%、「環境に配慮した乗り物であるため」が21.0%となった。
■マイクロモビリティのポートを設置してほしい場所は「交通施設」「商業施設」「コンビニ」
マイクロモビリティ利用経験者789人を対象に、マイクロモビリティのポートを設置してほしい場所について聞いたところ(複数回答可)、「交通施設」が32.7%と最も多く、次いで「商業施設」が30.2%、「コンビニ」が28.1%となった。
調査概要
調査期間/2024年10月28日~10月30日
有効回答/7000人 ※人口構成比に合わせて回収
調査方法/インターネット調査
調査対象/18~69歳の男女
関連情報
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2382.html
構成/清水眞希