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へそくりの平均額、夫は236万円で昨年から84万円増、妻はいくら?

2024.11.15

新NISAがはじまり日経やダウ平均株価が高値を更新した2024年、夫婦のマネー事情はどのような変化がったのだろうか。

スパークス・アセット・マネジメントは、夫婦の金銭事情や投資に対する意識を明らかにするため、2024年10月9日~10月10日の2日間、全国の20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女を対象に、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2024」をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計したので、注目のポイントをピックアップしてお伝えしよう。

※本記事は、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではない。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではない。

夫婦の貯金管理の主導権、「妻が主導」48%、「夫が主導」23%

全国の20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女1,000名(全回答者)に、夫婦のマネー事情について質問した。

はじめに、全回答者(1,000名)に、夫婦の貯金の管理はどちらが主導で行っているか聞いたところ、「妻が主導で行っている」は48.0%、「夫が主導で行っている」は23.3%、「夫婦別々に管理している」は28.7%という結果に。

夫婦の預貯金の残高を聞いたところ、「100万円未満」(20.6%)や「100万円~300万円未満」(17.6%)、「500万円~1,000万円未満」(14.3%)、「1,000万円~3,000万円未満」(16.7%)などに回答が分かれ、平均は968万円であった。

昨年の調査結果と比較すると、夫婦の預貯金の残高の平均は2023年753万円→2024年968万円と、215万円増加している。年代別にみると、60代以上では524万円増加(2023年1,521万円→2024年2,045万円)と、他の年代と比べて増加幅が大きくなっていた。

おこづかい額の平均は36,087円/月、昨年調査から5,256円増加

全回答者(1,000名)に、おこづかい額の決定権はどちらが強いか聞いたところ、「妻のほうが強い」は35.8%、「夫のほうが強い」は22.7%、「どちらも同じくらい」は41.5%という結果に。

毎月のおこづかい額(=ひと月に自由に使えるお金)はどのくらいか聞いたところ、「1万円~3万円未満」(33.0%)に多くの回答が集まり、平均は36,087円となった。

昨年の調査結果と比較すると、毎月のおこづかい額の平均は、2023年30,831円→2024年36,087円と、5,256円増加している。

男女・年代別にみると、毎月のおこづかい額の平均は、40代男性では22,065円増加(2023年34,110円→2024年56,175円)、20代女性では15,598円増加(2023年21,234円→2024年36,832円)、60代以上女性では11,626円増加(2023年28,600円→2024年40,226円)と、それぞれ10,000円以上の大幅増加となった。

「へそくりをしている」夫の47%、妻の50%

パートナーに内緒でお金を蓄えている人は、どのくらいいるのだろうか。全回答者(1,000名)に、パートナー(夫・妻)に隠して蓄えているお金(へそくり)について聞いたところ、へそくりをしている人の割合は全体で48.7%となった。

男女別にみると、男性47.2%、女性50.2%と、男性と比べて女性のほうが3.0ポイント高くなっている。

昨年の調査結果と比較すると、へそくりをしている人の割合は、2023年46.2%→2024年48.7%と2.5ポイント上昇していた。

へそくりをしている人(487名)に、へそくり額を聞いたところ、平均は全体では302万円となり、男女別にみると、男性236万円、女性365万円という結果に。

昨年の調査結果と比較すると、へそくり額の平均は、全体では2023年233万円→2024年302万円と、69万円増加している。

男女別にみると、男性では84万円の増加(2023年152万円→2024年236万円)、女性では56万円の増加(2023年309万円→2024年365万円)となった。

夫婦の現在の家計状況の自己採点 平均は59点

全回答者(1,000名)に、自分たち夫婦は、家計(夫婦のおこづかいは除く)を見直しているか聞いたところ、「定期的に見直している」は20.5%、「気になったときに見直している」は45.0%で、合計した『見直している(計)』は65.5%と、見直している人が多数となった。また、「見直していない」は34.5%であった。

年代別にみると、家計を見直している人の割合は、20代(73.5%)では7割を超えている。

自分たち夫婦の現在の家計状況を、100点満点で自己採点すると何点になるか聞いたところ、「50点~60点未満」(20.0%)や「80点~90点未満」(17.7%)に回答が集まり、平均は58.7点であった。

家計の見直し状況別にみると、自己採点の平均は、家計を見直している人では61.1点と、見直していない人(54.2点)と比べて6.9点高い結果に。

家計をしっかりチェックして、収支バランスの改善に取り組むことで、家計状況を良好に保てている人が多いようだ。

夫婦の老後に備えるために確保できている金額は平均99,272円/月で昨年調査から大幅増加

全回答者(1,000名)に、自分たち夫婦は、老後資金の準備方法を見直しているか聞いたところ、「定期的に見直している」は18.4%、「気になったときに見直している」は35.6%で、合計した『見直している(計)』は54.0%、「見直していない」は46.0%。

年代別にみると、老後資金の準備方法を見直している人の割合は、60代以上(59.5%)が最も高くなっている。

自分たち夫婦の現在の老後資金準備状況を、100点満点で自己採点すると何点になるか聞いたところ、「50点~60点未満」(20.0%)に回答が集まり、平均は46.9点という結果に。

老後資金の準備方法の見直し状況別にみると、現在の老後資金準備状況の自己採点の平均は、老後資金の準備方法を見直している人では53.5点と、見直していない人(39.2点)と比べて14.3点高くなっていた。

全回答者(1,000名)に、夫婦の老後に備えるためのお金を毎月確保できているか聞いたところ、確保できている人の割合は78.4%となった。老後資金の準備を継続的に行っている人が多いようだ。

昨年の調査結果と比較すると、毎月確保できている人の割合は、2023年73.1%→2024年78.4%と、5.3ポイント上昇している。

年代別にみると、毎月確保できている人の割合は、40代では10.5ポイント上昇(2023年70.0%→2024年80.5%)と、上昇幅が大きくなった。

夫婦の老後に備えるためのお金を毎月確保できている人(784名)に、夫婦の老後の備えとしてひと月あたりにいくらくらい確保できているか聞いたところ、「10万円以上」(41.1%)に回答が集まり、平均は99,272円という結果に。

昨年の調査結果と比較すると、「10万円以上」は11.6ポイント上昇(2023年29.5%→2024年41.1%)した。

また、ひと月あたりに確保できている金額の平均は36,765円の大幅増加(2023年62,507円→2024年99,272円)となり、年代別にみると、60代以上では58,256円の増加(2023年80,865円→2024年139,121円)と、増加幅が大きくなっていた。

夫婦の“今年の家計”を表す漢字 1位「苦」2位「貯」3位「節」

全回答者(1,000名)に、夫婦の“今年の家計”を表す漢字(1字)を聞いたところ、1位「苦」(63名)、2位「貯」(47名)、3位「節」(34名)、4位「金」(33名)、5位「厳」(31名)と続く。

それぞれの回答について理由を聞いたところ、1位の「苦」については「物価高で家計がとても苦しいから(50代女性)」、「値上がりばかりで苦労するから(40代男性)」など、物価高騰による家計の苦境を反映した回答が多く寄せられた。

2位の「貯」については「これから貯えを増やしていきたいから(30代男性)」、「貯金をしていくべきだと思ったから(20代女性)」、3位の「節」については「節約に力を入れていたから(30代女性)」、「常に節約を念頭に行動したいから(60代以上男性)」といった回答が挙げられた。

昨年の調査結果と比較すると、「厳」は2023年7位→2024年5位、「楽」は2023年10位→2024年6位とそれぞれ順位が上昇している。

新首相に期待する経済政策「物価の高騰を何とかしてほしい」「最低賃金のアップ」など

2024年9月の自民党総裁選挙により、石破茂氏が第102代内閣総理大臣に就任した。新しい首相にどのような経済政策を推進してほしいと思う人が多いのだろうか。

全回答者(1,000名)に、新首相に期待する経済政策を聞いたところ、税金関連では「消費税率を下げる(60代以上女性)」や「増税だけはやめてほしい(20代女性)」。

物価関連では「物価の高騰を何とかしてほしい(60代以上女性)」や「電気代・ガソリン代の値下げ(60代以上男性)」。子育て・医療関連では「大学まで授業料無償化(40代男性)」や「医療費削減(50代女性)」、賃金関連では「最低賃金のアップ(60代以上男性)」や「若者の賃金を上げてほしい(20代女性)」。

年金・高齢化関連では「年金の見直し(40代男性)」や「高齢化社会に対する対策(50代女性)」といった回答が挙げられた。

夫婦仲をお手本にしたい芸能人夫婦1位「庄司智春さん・藤本美貴さん」2位「杉浦太陽さん・辻希美さん」

最後に、全回答者(1,000名)に、“夫婦円満”をテーマに、イメージに合う芸能人夫婦やアニメキャラ夫婦について質問した。

夫婦仲をお手本にしたい芸能人夫婦を聞いたところ、1位「庄司智春さん・藤本美貴さん」(57名)、2位「杉浦太陽さん・辻希美さん」(46名)、3位「ヒロミさん・松本伊代さん」(45名)、4位「反町隆史さん・松嶋菜々子さん」(26名)、5位「佐々木健介さん・北斗晶さん」(20名)という結果に。

藤本美貴さんのトークから垣間見られる夫婦仲の睦まじさや、庄司智春さんの愛妻家ぶりが印象に残っている人が多いのではないだろうか。

夫婦仲をお手本にしたいアニメキャラ夫婦を聞いたところ、「フグ田マスオ・フグ田サザエ(サザエさん)」(87名)がダントツ。

2位「野原ひろし・野原みさえ(クレヨンしんちゃん)」(28名)、3位「バカボンのパパ・バカボンのママ(天才バカボン)」(17名)、4位「磯野波平・磯野フネ(サザエさん)」(13名)、5位「ロイド・フォージャー・ヨル・フォージャー(SPY×FAMILY)」(11名)と続いた。

ほほえましいエピソードの中に夫婦の絆を感じる、マスオさん・サザエさん夫婦を挙げる人が多い結果となった。

調査概要
調査タイトル:夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2024
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女
調査期間:2024年10月9日~10月10日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル
実施機関:ネットエイジア株式会社

関連情報
https://www.sparx.co.jp/

構成/Ara

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