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GoPro「HERO13 Black」から撮影の可能性を広げるアクセサリーが続々と登場

2024.11.16

■連載/ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所

今年もGoProの新製品が登場する季節がやってきた。「GoRro HERO13 Black」はどこが新しくなったのか。まず、注目すべきはHBシリーズレンズの登場である。装着するだけで、レンズに最適なカメラ設定に自動変更される。いちいち設定画面を開いてポチポチする必要がなくなったので、素早いレンズ交換ができ、設定変更を忘れたために起こるミスを未然に防げる。このレンズシステムは従来のHERO12 Blackにも使えるが自動設定の恩恵を受けられるのはHERO13 Blackだけなのだ。

自動検出対応HBレンズ

左側の液晶パネルの透明な部分の面積が広くなり、レンズの下に放熱用のヒートシンクが加えられた「GoPro HERO13 Black」。ボディカラーは模様なしのブラックになった

動きのある動画にはNDフィルター

新たに加わったのが「NDフィルター4枚パック」である。カメラ好きならNDフィルターと言えばシャッター速度を落として川の水の流れなどを撮影する時に使うアレだと思い当たるだろう。これを動画用に使うと、迫力のあるブレで動きが表現できるのだ。また背景もボカせる。濃度ND4、8、16、32の4枚セットでカメラ自動設定に加えて、照明条件に基づいた最適なフィルター提案もしてくれる。

濃度の濃いNDフィルターを装着。減光のためレンズ面は見えなくなる

NDフィルターは4枚セット、左から右へ濃度が増えて減光効果が高まる

NDフィルターセットには専用ケースとレンズキャップが付属

2025年に発売予定の「アナモフィックレンズモッド」は動画専用で、映画のような21:9のアスペクト比の超広角映像を撮影できる

「マグネット式ラッチマウント」にも対応、ワンプッシュでマウントが着脱可能になった

マグネット式マウントの両サイドを押し込むことでロックを解除できる

フタを閉めたままで給電できる「Contactoマグネット式ドア+電源ケーブルキット」を使えば、防水機能を活かしたままで充電や給電がおこなえる

最大4倍のクローズアップ撮影ができる「マクロレンズモッド」も登場

マニュアルフォーカスで11~75cmの範囲ピントが合わせられる。カメラ側のフォーカスピーキング機能も使える

マクロレンズをセットするだけでカメラのモニター上部にマクロの文字が表示され、設定が自動変更されたことが分かる

超広角レンズもHBシリーズに追加され「超広角レンズモッド」となって登場した。視野角は177度になり、アスペクト比1:1に対応

カスタマイズした設定が保存できるプリセットに英文字に限るが自由に名前を付けられるようになった。WIDEとか、これは地味に便利なアップデート

超スローモーション搭載!

「GoPro HERO13 Black」にはバーストスローモーションと名付けられたモードが追加され、720p400フレーム15秒、900p360フレーム15秒、5.3K120フレーム5秒の動画撮影ができるようになった。アクションカメラでは最高の高フレームレートを実現。さらにGPS機能も復活したので、動画に速度表示、加速G、コースなどを表示可能。バッテリーは大容量化され撮影時間は伸びたが、HERO12 Blackとの互換性はなくなった。

最後に「GoPro 2024 Camea Launch」のラフティング体験で特別な許可を得て撮影した動画のサンプルをお見せしよう。「GoPro HERO13 Black」は使い勝手が向上、アクセサリーの充実と基本性能のアップで、ユーザーが欲しいと思った動画をより美しく簡単に撮れることを実感できた。


バーストスローモーション機能を使って撮影


超広角レンズモッドを使い1:1の5.3Kで撮影した動画を16:9の4Kに変換している

写真・文/ゴン川野

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