以前、@DIMEで「賃貸物件でもOK!有孔ボードを使って極狭・在宅ワークスペースをアップデートする方法」という記事を書いた。
内容はタイトルのとおり。壁に開ける穴が画鋲サイズで済む留め具を使って、有孔ボードの取り付けに挑戦した。
設置後の在宅ワークスペース。こぢんまりとしているが、満足度は高めの仕上がりになった。
しかし、思わぬ落とし穴が…
一度こだわりはじめるとカスタム欲が湧くもので。ディスプレイを壁掛け化し、ワイヤレス充電機を新調し…と試行錯誤が始まった。そうして出来上がったのが下図である。ディスプレイを壁掛けにしたことでスタンドライトの置き場所がなくなり、暗い。我ながら後先を考えていなさすぎて呆れるが、壁掛けにしたかったのだから仕方がない。
試行錯誤のすえの在宅ワークスペース。とにかく暗い。前の記事にも書いたが、変に窪んだスペースなので、部屋のシーリングライトの光があまり届かないのだ。
そこで思い立ったのが、LEDテープライトの活用だ。LEDテープライトとは、その名のとおりテープで貼り付けられるライトのこと。これなら有孔ボードの裏に簡単に貼り付けられるはず。
この隙間から光が漏れ出し、いわゆる間接照明のようにおしゃれな感じにする予定。
SwitchBotのテープライトをチョイス! 理由は…必要十分な機能性と“ちょうどいい”価格設定
ひと口にテープライトといっても、安いものは100円ショップ·ダイソーで330円で購入できるものから、スマート電球でおなじみPhilips Hueの1万6000円近くするものまで幅広い。念のためお伝えしておくが、Philips Hueが高すぎるといいたいわけではない。
Philips HueのLEDテープライトは、1600万色の調光に対応し、1600ルーメンの明るさを持つほか、テープの断線を防ぐためにシリコンスリープで保護されていたり、いわゆるスマートリモコンであるHueブリッジでコントロールできたりと、高い性能と機能性を備えている(それにしても高級品ではあるが)。
今回私は、本業(パソコン専門誌の編集者)のレビュー記事でもいくつかの製品を取り上げたことがある、スマート機器ブランド「SwitchBot」のテープライトを使うことにした。価格は2980円だ。長さが5mと使いやすく、カラーは1600万色(白色灯以外使う気はないが)。また、色の光が自動で変化していくモードも搭載(こちらも使わないが)している。なお、光量は公式Webサイトに掲載がなかった。
こちらが到着したテープライト。梱包が思ったよりコンパクトだ。
テープライト、スイッチ、コンセント、リモコン、補助用の留め具が同梱されていた。
SwitchBotはスマート機器ブランドということもあり、別売りのスマートリモコンなどを用意すればスマホアプリ経由でコントロールしたり、音声コントロールしたりすることもできる。今回は試さなかったが、人感センサーと組み合わせて、デスクに座ったときに自動で点灯させるのも便利そうだ。