iPhoneの販売価格が高くて機種変更に踏み切れない人におすすめなのが、端末の下取りサービスです。Apple Store、および通信キャリアでの内容、価格の例を比較してご紹介します。
目次
iPhoneの機種変更を検討する際、多くの人がネックに感じるのが、販売価格ではないでしょうか。最新モデルのiPhone 16シリーズは、iPhone 15シリーズと同額(Apple Store価格)ではありますが、依然として高いというイメージの人も多いはずです。
iPhoneの販売価格が高く、なかなか機種変更に踏み切れないという人におすすめしたいのが、端末の下取りサービスです。Apple Storeのものが有名ですが、通信キャリアでも、下取りサービスを用意しているのをご存じでしょうか。
本記事では、そんな下取りサービスについて、Apple Store、および通信キャリアでの内容をご紹介します。
iPhone 16はどれくらい安くなる? 下取りサービスをチェック
早速、Apple Storeや各通信キャリアの下取りサービスの概要について見ていきましょう。
なお、記事内の情報は2024年12月のものとなります。
Apple Storeでの下取り価格
Apple Storeでの下取りは、「Apple Trade In」と呼ばれ、歴代のiPhoneシリーズを下取り端末として返却することで、新端末の割引が利用できます。なお、現時点では、iPhone 8以降の端末が、下取り端末として利用できます。
下取り価格はモデルによって異なり、基本的には新しい端末ほど最大下取り額が高くなります。
最高額は、iPhone 15 Pro Maxの最大10万5000円。最低額は、iPhone 8の最大7000円となっています。
iPhone 15 Pro Maxの下取り額
最大10万5000円
iPhone 15 Proの下取り額
最大9万円
iPhone 15 Plusの下取り額
最大7万円
iPhone 15の下取り額
最大6万6000円
iPhone 14 Pro Maxの下取り額
最大8万5000円
iPhone 14 Proの下取り額
最大7万4000円
iPhone 14 Plusの下取り額
最大5万8000円
iPhone 14の下取り額
最大5万6000円
iPhone SE(第3世代)の下取り額
最大2万2000円
iPhone 13 Pro Maxの下取り額
最大6万6000円
iPhone 13 Proの下取り額
最大5万6000円
iPhone 13の下取り額
最大4万4000円
iPhone 13 mini の下取り額
最大3万6000円
iPhone 12 Pro Maxの下取り額
最大4万8000円
iPhone 12 Proの下取り額
最大4万2000円
iPhone 12の下取り額
最大3万1000円
iPhone 12 mini の下取り額
最大2万2000円
iPhone SE(第2世代)の下取り額
最大1万円
iPhone 11 Pro Maxの下取り額
最大3万1000円
iPhone 11 Proの下取り額
最大2万7000円
iPhone 11の下取り額
最大2万4000円
iPhone XS Maxの下取り額
最大2万円
iPhone XSの下取り額
最大1万6000円
iPhone XRの下取り額
最大1万6000円
iPhone Xの下取り額
最大1万円
iPhone 8 Plusの下取り額
最大1万円
iPhone 8の下取り額
最大8000円
【参照】Apple Trade In
Apple Trade Inの利用方法
Apple Trade Inで端末を下取りに出す方法は主に2つ。オンラインでの手続きか、Apple Storeへの持ち込みになります。
基本的には、Apple StoreでiPhoneを購入する方法に合わせて選ぶのがおすすめです。
ドコモの下取りプログラム
ドコモでは、iPhoneやAndroidスマホ、iPad、タブレットの下取りができる「下取りプログラム」が利用できます。
下取りプログラムの適用条件は、
「携帯電話機などの購入時に、下取り申し込み機種を下取りに出すこと」
「dポイントクラブ/ドコモビジネスメンバーズに加入していること」に加え、下取りの条件を満たすことが挙げられます。下取りの条件は下記の通り。
1.ドコモが販売したiPhone・iPad・Apple Watch、Android機種、スマートウォッチの場合、下取り申込みする自回線の機種購入履歴に登録されており、その購入において不備・不正や機種購入代金の未払いがないこと
2.他社が販売したiPhone・iPad・Apple Watch、Android機種、スマートウォッチの場合、以下条件を満たすこと
・下取り申込み機種が正規店で購入されていること
・新規契約(MNP含む)と同時に、ドコモのiPhone・iPad・Apple Watch、Android機種、スマートウォッチを購入し、下取りの申込みをすること
3.下取り申込み機種の所有権を持っていること
申し込みは、すべてのドコモショップやドコモ取扱店舗、ドコモオンラインショップにて行えます。
2024年12月時点では、iPhone 15 Pro Maxの1TBモデルが、最大12万1000円で下取り可能となっています。
【参照】ドコモ 下取りプログラム
auの下取りプログラム
auでも、下取りプログラムが利用可能。適用条件は、
1.下取り対象機種からの機種変更で、iPhone、auスマートフォン、auケータイもしくはauタブレットを購入すること
2.下取り対象機種が故障、水漏れがなく正常に動作すること
となっています。
申し込みはau Style/auショップ・その他のau取扱店となります。もちろん、auオンラインショップでの申し込みも可能です。
執筆時点では、iPhone 15 Pro Max(1TB)が、11万9900円相当で下取りできます。詳しくは下記サイトでご確認ください。
【参照】au 下取りプログラム
ソフトバンクの下取りプログラム
ソフトバンクでも、同様に下取りプログラムが利用できます。
2024年12月現在、iPhone 15 Pro Max(1TB)は最大12万円相当での下取り対象となり、新端末購入時の値引きか、PayPayポイントとして受け取ることができます。
適用条件は、
1.ソフトバンクが指定する機種を購入すること
2.下取りプログラムに申し込むこと
3.下取りの対象機種をソフトバンクが回収すること
となります。なお、新しい機種の購入1台につき、下取りの対象機種は1台となります。
申し込みは、オンライン、店頭のどちらでも可能。
下記サイトでは、現在使用している機種がいくらで下取りできるのかを簡単に調べられるので、まずはこちらを確認して見てください。
【参照】ソフトバンク 下取りプログラム
楽天モバイルの下取りプログラム
楽天モバイルでも、下取りプログラムが用意されています。
下取り対象製品は、楽天モバイル、および他社取扱のスマホ、タブレット、Apple Watchで、
1.下取り対象製品を下取りに出すこと
2.楽天IDを保有する楽天会員であること
3.18歳以上であること
が条件となっています。
端末の下取り代金は、楽天キャッシュとして、下取り価格確定後、1か月程度でチャージされます。
楽天キャッシュは、楽天市場や楽天トラベルなどで、楽天ポイントと同様に利用できるほか、楽天ペイの電子マネーとしても利用できます。
2024年12月現在、iPhone 15 Pro Max(1TB)が最大11万7170円相当での下取り対象となっています。詳細は下記サイトよりご確認ください。
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※データは2024年12月下旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦