iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxのバッテリーはどれくらい持つ?実機で検証してみた!
2024.12.28iPhoneのバッテリー持ちが短くなってくると、新機種を購入するか、バッテリーを交換するかが悩みどころです。そこで、iPhone 16シリーズ全4モデルのバッテリー持続時間や、旧モデルとの差についてチェックします。
目次
現在iPhoneを使用している人の中には、iPhone 16シリーズへの機種変更を検討している人も多いのではないでしょうか。
機種変更をする理由は様々ですが、今使っているiPhoneのバッテリーが持たなくなってきたという声をよく耳にします。この場合、新機種を購入するか、現在のiPhoneのバッテリーを交換するかが悩みどころでしょう。
そこで本記事では、iPhone 16シリーズ全4モデルのバッテリー持続時間や、旧モデルとの差についてチェックしていきます。
iPhone 16シリーズ4モデルのバッテリー比較
早速、iPhone 16シリーズのバッテリー性能を比較していきます。
バッテリー容量の公表はなし…公式スペックではProモデルが優秀
iPhone 16シリーズに限らず、アップルはiPhoneに搭載するバッテリー容量を、基本的に公開していません。ただし、実働時間は公表しているので、まずはこちらを見ておきましょう。
iPhone 16
ビデオ再生最大22時間、ビデオ再生(ストリーミング)最大18時間、オーディオ再生最大80時間
iPhone 16 Plus
ビデオ再生最大27時間、ビデオ再生(ストリーミング)最大24時間、オーディオ再生最大100時間
iPhone 16 Pro
ビデオ再生最大27時間、ビデオ再生(ストリーミング)最大22時間、オーディオ再生最大85時間
iPhone 16 Pro Max
ビデオ再生最大33時間、ビデオ再生(ストリーミング)最大29時間、オーディオ再生最大105時間
スマホのバッテリー容量は、基本的には本体サイズが大きいモデルほど大きいバッテリーを搭載可能になります。iPhone 16 PlusやiPhone 16 Pro Maxといったモデルの実働時間が長いのは、そのためと考えられます。
また、iPhone 16 Proは6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxは6.9インチと、スタンダードモデルよりもディスプレイサイズが大きく、それに伴い若干本体サイズが大きくなっているのが、バッテリー持続時間が長い1つの要因といえるでしょう。
【参照】iPhone 16 仕様
【参照】iPhone 16 Pro 仕様
旧モデルに比較するとバッテリー性能は向上している
続いて、旧モデルの公式スペックもチェックしておきましょう。
iPhone 15
ビデオ再生最大20時間、ビデオ再生(ストリーミング再生)最大16時間、オーディオ再生最大80時間
iPhone 14
ビデオ再生最大20時間、ビデオ再生(ストリーミング再生)最大16時間、オーディオ再生最大80時間
iPhone 13
ビデオ再生最大19時間、ビデオ再生(ストリーミング再生)最大15時間、オーディオ再生最大75時間
iPhone 12
ビデオ再生最大17時間、ビデオ再生(ストリーミング再生)最大11時間、オーディオ再生最大65時間
iPhone 14とiPhone 15は変わらない数字ですが、基本的に、世代を追うごとにバッテリー持続時間は伸びています。
上記した4モデルはディスプレイサイズ、本体サイズがほぼ変わらないモデルですが、搭載チップセットの省電力性が年々向上しているため、実働時間が伸びていると考えられます。
実際にiPhone 16シリーズ4モデルでバッテリー持続時間を検証!
では、実際にiPhone 16シリーズの4モデルで、バッテリーがどの程度持続するかを検証していきます。
今回は4モデルすべてバッテリー残量を100%に揃え、ビデオストリーミング再生をどれくらい続けられるかで検証しました。音量はおよそ25%程度の状態です。
iPhone 16
1回目:17時間39分 2回目:17時間45分 3回目:17時間20分
iPhone 16 Plus
1回目:23時間57分 2回目:23時間58分 3回目:22時間50分
iPhone 16 Pro
1回目:22時間05分 2回目:21時間48分 3回目:21時間13分
iPhone 16 Pro Max
1回目:28時間15分 2回目:27時間57分 3回目:28時間11分
今回の検証では、ほぼアップルの公表値通りのバッテリー持続時間が確認できました。
外気温やソフトウエアのバージョンによっても実働時間は変わってきますが、いずれのモデルも、バッテリー持続時間はかなり優秀な印象です。
iPhoneはバッテリー交換と機種変更のどちらがお得か
冒頭でもご紹介した通り、今使っているiPhoneのバッテリーを交換するか、機種変更をするかで迷っている人も多いでしょう。肝になるのは、バッテリーの交換費用です。
保証サービスであるAppleCare+に加入している場合、バッテリー最大容量が80%未満に低下している場合は、無償でバッテリーの交換ができます。対象者は、まずこちらのサービスを利用するのがおすすめです。
AppleCare+に加入していない、もしくはバッテリー最大容量が80%以上の場合は、有償でのバッテリー交換対応になります。バッテリー交換にかかる費用は、モデルによって異なるので、以下のサイトより見積額を確認してみましょう。
【参照】iPhoneのバッテリー交換
機種変更をする場合は、当然機種代金が費用として発生します。ただし、手持ちのiPhoneを下取りに出すことも可能なので、購入方法をよくチェックしておくのがおすすめ。
ご紹介してきた通り、新しいモデルほどバッテリー持続時間は長くなる傾向があるので、バッテリーを交換するよりも、有意義にiPhoneが使えるようになる可能性が高いといえるでしょう。
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※データは2024年12月下旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦