通信会社別で見た場合、月々支払っている携帯料金にはいったい、どれくらいの差があるのだろうか?
MMD研究所はこのほど、18歳~69歳の男女40,000人を対象に「2024年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。
支払っている月額料金(通信+通話+端末)は?
18歳~69歳の男女40,000人のうち、スマートフォンを利用している36,509人を対象に、利用しているスマートフォンを通信契約している通信会社に支払っている通信の月額料金を把握しているか聞いたところ、把握しているのは81.8%となった。
次に、端末を分割払いしているか聞いたところ(分からないは除く)、分割払いしていると回答した人は40.7%となった。
続いて、利用しているスマートフォンを通信契約している通信会社に支払っている月額料金(通信+通話+端末)を把握している人を対象に、支払っている月額料金(通信+通話+端末)を通信サービス別に聞いたところ、平均月額料金は大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを含む)は8,636円、大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プランを除く)は9,397円となった。
オンライン専用プランユーザーは6,192円、キャリアサブブランドユーザーは5,299円、MVNOユーザーは4,106円となった。
※平均月額料金は端末料金の平均料金と通信料金の平均金額の足しあげである(わからないは除く)
2023年9月の調査と比較すると、大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを含む)は252円、大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プランを除く)は101円、オンライン専用プランユーザーは308円、MVNOユーザーは153円減少、キャリアサブブランドユーザーは236円増加していることがわかった。
通信+通話代の1人あたりの月額料金は?
スマートフォンを利用している18歳~69歳の男女36,509人を対象に、スマートフォンの通信契約をしている通信会社に支払っている通信(通話込み)の月額料金を聞いたところ、大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを含む)(n=17,689)は「2,000円~3,000円未満」が15.5%と最多となり、通信の月額料金の平均は4,518円となった。
大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プランを除く)(n=14,499)は「2,000円~3,000円未満」と「3,000円~4,000円未満」が14.7%と最多となり、通信の月額料金の平均は5,096円となった。
オンライン専用プランユーザー(n=3,094)は「2,000円~3,000円未満」が31.9%と最多となり、通信の月額料金の平均は2,962円となった。
キャリアサブブランドユーザー(n=5,987)は「2,000円~3,000円未満」が28.9%と最多となり、通信の月額料金の平均は2,603円となった。
MVNOユーザー(n=3,076)は「1,000未満」が39.2%と最多となり、通信の月額料金の平均は1,613円となった。
※平均月額料金はわからないは除く
月々に支払っている端末の割賦料金は?
通信会社に端末料金を分割で支払っている21,339人を対象に、スマートフォンの通信契約をしている通信会社に支払っている端末の月額料金を聞いたところ、大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを含む)(n=9,569)は「2,000円~3,000円未満」が19.1%と最多となり、端末の月額料金の平均は4,118円となった。
大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プランを除く)(n=8,497)は「2,000円~3,000円未満」が18.5%と最多となり、端末の月額料金の平均は4,301円となった。
オンライン専用プランユーザー(n=1,427)は「2,000円~3,000円未満」が25.3%と最多となり、端末の月額料金の平均は3,230円となった。
キャリアサブブランドユーザー(n=2,968)は「1,000円未満」が23.3%最多となり、端末の月額料金の平均は2,696円となった。
MVNOユーザー(n=895)は「1,000円未満」が31.0%と最多となり、端末の月額料金の平均は2,493円となった。
※平均月額料金はわからないは除く