快適性、居住性なら『GRスポーツ』、4WDらしさを求めるなら『250』
トヨタ『ランドクルーザーGR SPORT』
運転性能〈18点〉
幅広のボディーだが車両感覚はつかみやすい。走行性能、走破性能もレベルが高いが制動力にやや弱点がある。
居住性〈19点〉
高めのドライビングポジション、ゆったりした室内、余裕あるパワーユニットなどリラックスして運転を楽しめる。
装備の充実度〈19点〉
先進安全装備の充実ぶりは最高レベル。後方アシストでバックカメラに洗浄機能を付けるなど細かい部分への気遣いもある。
デザイン〈18点〉
スポーティーさと迫力を両立させたフロントマスクのデザインは傑作。サイドからリアにかけての押し出しも強い。
爽快感〈19点〉
V6、3.3Lディーゼルツインターボ+10速ATはまるでV8モデルのような迫力の音と豪快な加速が楽しめる。
【評価点数】93点
トヨタ『ランドクルーザー”250”』
運転性能〈18点〉
2400回転まで唸り音があり、2500回転からはトルクが太くなる。8速ATのマニュアルモードは手元のレバーで操作する。
居住性〈18点〉
2、3列目の居住空間も確保されている。2列目が固定式なので3列目への出入りは苦労する。3列目の着座位置は高いが狭い。
装備の充実度〈19点〉
トヨタセーフティセンス、トヨタチームメイトなどの最新の安全・安全装備は心強い。各機能の取り扱いも簡単。
デザイン〈19点〉
ファーストエディションの丸目ライトは今後18.7万円のオプションで装着できる。ノーマルの6灯式ヘッドライトも悪くない。
爽快感〈18点〉
2410㎏の車重に直4、2.8Lのディーゼルターボ+8速ATは少し非力感がある。ハンドリングも重めの印象。
【評価点数】92点
文/石川真禧照 撮影/望月浩彦
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2024年9月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。