LINEヤフーでは、同社が保有する650万人以上の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営している。
「LINEリサーチ」では今回、全国の10〜60代を対象に、「コンビニのホットスナック」を食べる頻度や好きなものについて調査を実施。結果をグラフと図表にまとめて発表したので、同社リリースを元に、その概要をお伝えする。
若い年代ほど食べる頻度が高く、最も高いのは10代男性という結果に
■コンビニのホットスナックを食べる頻度は?
コンビニのレジ横などにある揚げ物、中華まん、揚げパンといった「コンビニのホットスナック」(※)を、普段どのくらいの頻度で食べているかを聞いた。
※おでんは除きます。
全体では、「週に1日以上」「月に2~3日」「月に1日」を合わせた【月に1日以上】の割合は4割超となった。月に1日未満である「それより少ない」は3割台後半で、「まったく食べない」は2割弱だった。
年代別にみると、月に1日未満である「それより少ない」が、40代以上では4割強と高くなっており、さらに60代では、「まったく食べない」が2割台後半と、ほかの年代に比べて高くなっている。
一方で、若い年代ほど【月に1日以上】の割合が高く、10代では5割台後半と過半数を占めた。特に10代男性では6割超と最も高くなっている。
男女別にみると、男性では「週に1日以上」の割合が女性よりも8ポイント高く、特に10~30代の男性で2割台と高い割合に。
「コンビニのホットスナック」は若い年代のほうが食べる頻度が高く、男性は女性よりも定期的に食べていることがわかる。
■「中華まん」「からあげ」「フライドチキン」が人気だが年代や性別で順位に違いも
10~30代の男性では「フライドチキン」が約6~7割超と他を圧倒
「コンビニのホットスナック」を食べる人に、商品の中から好きなものを聞いた。
全体のTOP3は、いずれも5割前後の高い割合で「中華まん」「からあげ」「フライドチキン」という結果が得られた。年代別でも「中華まん」「からあげ」「フライドチキン」はすべての年代でTOP3に入っている。
特に10~30代では「フライドチキン」「からあげ」の人気が高く、5~6割超で2TOPを形成。「コンビニのホットスナック」を食べる頻度が高い10~30代の男性では、「フライドチキン」が約6~7割超と圧倒的に高くなっていた。
10~20代では「ハッシュドポテト」が2割超でランクインしており、特に10代女性で2割台後半と高い。ランキング外だが、「焼き鳥」は10代で2割弱と高めとなっていた。
30~50代では「フランクフルト」がランクインし、40代男性では2割台後半と高い。50~60代では「中華まん」が1位に入っているが、特に女性の30~60代で5割台後半の高い割合だった。60代では「コロッケ」が5位にランクインしている。
グラフに記載はないが、男性の1位は「フライドチキン」、女性の1位は「中華まん」と、男女で好みに違いがみられた。「フライドチキン」「フランクフルト」は男性のほうが、「中華まん」「アメリカンドッグ」は女性のほうが高い割合となっている。
調査概要
調査名/LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象/日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期/2024年10月3日~2024年10月7日
有効回収数/5260サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
関連情報
https://lineresearch-platform.blog.jp
構成/清水眞希