なかなか人に相談しづらい女性の髪の悩み。特に頭頂部の薄毛が進行したことで「分け目の透け感」に悩む人は多いのではないだろうか?
大正製薬はこのほど、「分け目の透け感」に悩む40~60代女性3,653名を対象に、実態調査を行った結果を発表した。
分け目の透け感が気になったきっかけ、「自分がうつる写真を見た時」が最多に
「分け目の透け感が気になったきっかけ」について尋ねたところ、「自分がうつる写真を見た時」という回答が最も多く、次いで「洗髪後の髪が濡れた自分を見た時」「他人の透け感を見て自分も気になったから」が多いことがわかった。
「周りの分け目の透け感が気になる時」について尋ねたところ、「電車で座っている人の頭頂部を見て」という回答が最も多く、次いで「相手がしゃがんだ時」「エレベーター・エスカレーターで前に立った人を見て」が多いことがわかった。分け目の透け感は、気づかないうちに周りから見られているかもしれない。
「分け目の透け感が目立たないように意識していること」について自由回答形式で尋ねたところ、「分け目を直線ではなく、ジグザグにする」、「髪の分け目を反対にし、時々1センチくらいずつずらしている」など、分け目の透け感が目立たないように様々な髪型の工夫をしていることがわかった。
分け目が透ける状態とは(壮年性脱毛症について)
これらは、全て壮年性脱毛症の頭髪写真だ。この頭頂部脱毛部位周辺の髪の本数は、みなほぼ同じだ。本数はほぼ同じでも、細い毛が多くなると、分け目が透けて見える。本数が減るだけでなく、髪が細くなるのも実は壮年性脱毛症のサインだ。
女性の壮年性脱毛症では、クリスマスツリーのような三角形に脱毛する進行パターンもみられる。
出典:大正製薬株式会社
構成/こじへい