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円安でも楽しめる!芸術の都ウィーンを満喫するコスパ最強の旅

2024.11.09

円安でも旅行に行きたい!という方は多いと思いますが、現実問題として予算を大幅に超えてしまうのはやっぱり心配。ユーロも高いですし、オーストリア国内でも物価は確実に上がってしまっています。でも!せっかく旅行に行くなら、現地ならではの体験や食べ物も楽しみたいですよね。そんな方に格安でもウィーンをたっぷり楽しめるポイントを3つご紹介します。

音楽の都で本場のオペラやコンサートも格安で!

音楽の都としても知られるウィーン。一度はオペラ座や楽友協会などで本場の音楽シーンを体験してみたい方は多いのではないでしょうか?でも敷居が高い上に、この円安でますます遠い世界になってしまっていませんか?そんな事はないんです!

国立オペラ座でも安いチケットがあるんです。一番安いカテゴリーの席は12ユーロ(2012円)から、立見席は13ユーロ(2180円)からとなっています。安いカテゴリーの席は視界に制限がある場合も多いですが、オペラ座の雰囲気は充分に楽しめます。

ライトアップされたウィーンの国立歌劇場

楽友協会の黄金の間も公演によってチケットの値段は異なりますが、立ち見チケットは5ユーロ(838円)から、一番安いカテゴリーは10ユーロ(1677円)から用意されています。ニューイヤーコンサートで見るあの黄金の間のコンサートはこの値段なのは嬉しいですね。

一度は聴いてみたい黄金の間でのコンサート

他にもウィーンらしいコンサートを格安で楽しむ事が出来ます。天使の歌声と言われるウィーン少年合唱団のミサでのコンサートは14ユーロ(2347円)から!素敵な教会でのコンサートも多くありますが、中でもお勧めなのはなかなか聴けないパイプオルガンのコンサートです。

シュテファン大聖堂のパイプオルガンコンサートは15ユーロ(2515円)から、毎日15:00から開催されていて気軽に行けるミヒャエル教会のオルガンコンサートは10ユーロ(1677円)からの寄付を募っています。

割引チケットを利用してお得にミュージアム巡り

世界遺産になっているシェーンブルン宮殿と庭園

期間限定イベントではなく、通年ミュージアムをお得に楽しめる方法もあり!それは各ミュージアムで発売されているコンビチケット。

世界遺産のシェーンブルン宮殿と、王宮内のシシィミュージアムを一緒に買うと25%お得に。美術時美術館は複数の他のミュージアムとのコンビチケットがありますが、1例は宝物館とのコンビチケット、別々に買うと37EUR(6204円)のところがコンビで買うと29EUR(4863円)になるなどとてもお得です。

MAK(応用美術館)では、毎週木曜日の夜18時以降は16.5EUR(2767円)のチケットが8EUR(1341円)に(21時まで開館)、そして19歳以下は無料。通常時でもオンライン購入すると、現地で購入するより安くなります。

クリムトのストックレー壁画原画や、日本の古伊万里も展示されているオーストリア応用美術博物館

よりたくさんのミュージアムを回りたい方には更にお得なミュージアムパスもあり!美術史美術館の年間チケットは53EUR(8887円)で宝物館、演劇博物館、馬車博物館を含む7つのミュージアム共通。ここに挙げた4つのミュージアム全てを回るだけで10EUR(1677円)お得になります。

また2024年7月には新たな共通パスが登場!こちらも1年間有効で99EUR(16600円)ですが、上に挙げた美術時美術館の年間パスで入場できる所に加え、アルベルティーナ(3か所)、ベルベデーレ宮殿(3か所)、国立図書館なども入り、これ1枚で計25カ所に入場できます。ウィーン滞在中にミュージアムを複数カ所周りたい方は、お得なミュージアムチケットを探してみて下さいね。チケットはそれぞれのミュージアムのオフィシャルサイトでオンラインでも購入可能、もしくは現地で購入できます。

クリムトの代表作「接吻」が展示されているベルベデーレ上宮

格安で楽しめるウィーンの食

旅行の楽しみの1つ、ご当地グルメも欠かせないポイントですよね。格安で楽しめる現地のグルメもちゃんとあります。

地元の人にも大人気のソーセージスタンド。街中にたくさんあり、気軽に、そしてお手頃に楽しめるウィーンのグルメスポットです。ソーセージとパン、ケチャップとマスタードが付いて5EUR(838円)から。色々なソーセージの種類があるので食べ比べても。

無形文化遺産になっているウィーンのカフェ文化。ウィーンに来たら是非一度は行きたいカフェもお得に楽しめます。

宮殿内にある伝統的カフェ、ツェントラル

ウィーンの伝統のカフェハウスでは、平日限定でお得なランチセットメニューを用意している所も少なくありません。Cafe LandtmannやCafe Mozartなど同系列カフェでは、スープとメイン料理の2コースで15.9EUR(2665円)、Cafe Slukaでは前菜とメインの2コースメニューが12.9EUR(2163円)です。

オーストリアのハンバーグと、揚げ玉ねぎの乗ったマッシュポテトのランチメニュー

スーパーでもウィーンの味を楽しめます。お肉コーナーではオーストリア料理のシュネッツェルも売っているので、そこで頼むとサンドイッチにしてくれます。値段は場所によって異なりますが、3EUR(503円)ほどからです。

そしてパン屋さんでオーストリアのスイーツも格安で楽しんじゃいましょう!杏やスモモなど季節のフルーツを使ったケーキは3.25EUR(529円)、杏ジャムやクリームの入ったクラプフェンは1つ1.5EUR(252円)など格安でオーストリアのスイーツが食べられます。イートインスペースがある店舗では、コーヒーとのお得なセットメニュー5.3EUR(888円)なども用意されている所もあります。

パン屋さんで売っている季節限定の杏ケーキ

文・写真/バレンタ愛
2004年よりウィーン在住。うち3年ほどカナダ・オタワにも住む。長年の海外生活と旅行会社勤務などの経験を活かし、2007年よりフォトライターとしても多数の媒体に執筆、写真提供している。著書に「カフェのドイツ語」「芸術とカフェの街 オーストリア・ウィーンへ」など。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員。

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