DIME MAGAZINE
ホテルの最も重要な機能は睡眠をとり、翌日以降のビジネスや観光などに向けて体力を回復すること。その「原点」に注力して睡眠環境にこだわったホテルが、最近は充実してきている。ホテルの滞在時間が短い＝夜にチェックインしてすぐに就寝したい場合には特におすすめだ。こうしたホテルの先駆けといえるのが、阪急阪神第一ホテルグループが展開している「レム」だが、そのほかにも同様のコンセプトで客室環境やベッドを設計したホテルが誕生している。
レム／レムプラス
レム睡眠から名づけられた『レム』は文字通り、睡眠をテーマとした宿泊主体型ホテル。一般的なポケットコイルマットレスの倍以上のスプリングを内蔵したオリジナルベッドを使用。東京駅八重洲南口から徒歩約7分の『レム東京京橋』では、部屋にマッサージチェアがあり、旅先での疲れをとるのにピッタリだ。『レムプラス』のダブルルームは広さが18平方メートル〜。ベッドサイズは160cm幅でゆとりがある。『レムプラス神戸三宮』は神戸三宮駅に直結という利便性に加え、神戸の夜景を眼下に望む部屋からの眺望も評価が高い。
レム／レムプラスがおすすめ！快眠客室2選
快眠できる枕を5種類取り揃えている！
寝心地が快適すぎる〝マットレス「シルキーレム」〟
レム東京京橋 所在地／東京都中央区京橋2-6-21 電話番号／03・6843・0606 アクセス／京橋駅6番出口前 客室数／272 料金／1万7300円（ダブルルーム／18.0平方メートル）～
広々とした空間でリラックスできる！
レインシャワーが心地いい〝海 or 山を望む絶景の客室〟
レムプラス神戸三宮 所在地／兵庫県神戸市中央区加納町4-2-1 電話番号／078・571・0606 アクセス／神戸三宮駅東改札口に直結 客室数／209 料金／1万1400円（ダブルルーム／18.0平方メートル）～
HOTEL GREAT MORNING
宿泊客に「最高の朝」を迎えてもらうことをコンセプトとし、世界で初めて全館に無風の冷暖房『F-CON』を採用。エアコンの気になる風を出さずにベストな室温を保ち、快眠へと誘う。羽毛量を1g単位で調整する羽毛布団をはじめ、寝具に対するこだわりも強い。
竹素材のベッドが心地いい眠りを提供！
所在地／福岡県福岡市博多区店屋町6-3 電話番号／092・272・1414 アクセス／中洲川端駅5番出口より徒歩約5分 客室数／25 料金／1万8500円（通常価格）～
眠音ホテル
「眠りのためにあるホテル」がコンセプトのアパートメントホテル。寝具はすべて大正12年創業の石田屋による天然素材製。掛け布団は羽毛、シルク（真綿）、羊毛のものを用意。季節ごとに使い分けられるようにしている。客室内の明かりは眠りを妨げない間接照明のみ。
天然素材のインテリアで家のようにくつろげる！
所在地／石川県金沢市笠市町10-6（チェックインは『ホテル金沢』で行なう） 電話番号／076・223・0120 アクセス／金沢駅より徒歩約9分 客室数／14 料金／1万3200円～
取材・文／橋賀秀紀 ※詳細記述のない料金は1泊1室の最低税込み金額（2024年9月末時点）
DIME1月号は新たな思考やアイデアを生む最新ホテルの大特集
ホテルといえばビジネスや日常の疲れをとる場で、心身の癒しを求める人も少なくないだろう。だが今、新たな思考やアイデアが生まれる場所としてホテルが注目されている。環境を変えれば必然的に意識は変わるもの。ホテルで受ける非日常の刺激をきっかけに、新たな思考やアイデアが生まれることもある。今回の特集ではそんな感性を磨き、五感に刺激を与えてくれるホテルを厳選して紹介します。外資系ホテルの進出が相次ぎ、選択肢が豊富になった今、個性豊かなビジネスホテルから心躍るラグジュアリーホテルまで、どれもホテルそのものを思い切り楽しめる施設ばかり。週末のプチ贅沢やご褒美ステイにおすすめのホテルにぜひご注目ください！
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