1泊10万円台まででラグジュアリーな気分を楽しめる、2021年以降開業の都心ホテルを厳選。アクセス良好な東京、大阪、京都など大都市の最新宿泊スポットの楽しみ方を、ホテル評論家・瀧澤信秋さんが解説する。
ホテル評論家 瀧澤信秋さん
ホテル評論家、旅行作家。年間300泊以上のホテル泊を実践し、ホテル批評を行なう。『辛口評論家、星野リゾートに泊まってみた』(光文社新書)など著書多数。
TOKYO | 三井ガーデンホテル銀座築地
2024年9月open
全室に家電を完備、連泊でも暮らすようにくつろげる
写真は「デラックスコーナーツイン」(6万800円~)。東銀座駅と築地駅の間に位置する好立地。「銀座ステイ」を満喫できる。
銀座と築地の間にある〝住まう〟ホテル
有名ホテルチェーンが、銀座築地エリアに新たに出店した『三井ガーデンホテル銀座築地』。大浴場やリフレッシュスペースのほか、全室に洗濯乾燥機や電子レンジなどの家電を設置した滞在型ホテルとして話題を呼んでいる。
「コロナ禍以降増えている、長期滞在対応型の〝住まうホテル〟です。外資系のような華やかさはないかもしれませんが、三井ブランドだけあって、非常に高いクオリティを持つホテルです。長期旅行に利用するのはもちろん、都心に住んでいる人であっても、気分を変えて長期のホテルステイを楽しみたい場合もノーストレスで滞在できるはずです」(瀧澤さん)
同ホテルブランド初の試みとして、全室に洗濯乾燥機、電子レンジ、冷凍冷蔵庫を完備。暮らすように快適な滞在が可能に。
自然光が差し込む緑豊かなロビー
シンボルツリーをはじめ植栽を多くあしらったロビーは、自然光が差し込み、温かな印象。
洞窟をイメージした大浴場
旅の疲れを癒やしてくれるのが、洞窟のように静謐な空間が広がる大浴場。1日の締めに最適。
[Souvenir]気軽に立ち寄りたい1階のカフェ&デリ
1階にオープンした『ONO Market -Deli&café GINZA-』では、パンやスイーツも充実。ロングステイの際にも重宝しそう。
所在地/東京都中央区築地4-7-1 電話番号/03・5565・2731 アクセス/東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線東銀座駅から徒歩3分、東京メトロ日比谷線築地駅から徒歩4分 客室数/183 料金/1泊1部屋3万570円~ プール/× フィットネスジム/○ エステ/○ サウナ/×(大浴場はあり)