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IHクッキングヒーターの火力はガスと比べて本当に弱い?

2024.11.07

パナソニックは11月1日の「IHクッキングヒーターの日」に際して、普段ガスコンロを使っている人を対象に、IHクッキングヒーターのイメージについての調査を実施。回答をグラフにまとめて発表した。また後半ではIHの最新事情についても解説していく。

ちなみに「IHクッキングヒーターの日」は日本の食文化を豊かにすることを願い、「IH」の文字からイメージして一般社団法人 日本電機工業会が2016年に制定したものだ。

家庭のコンロはガス、それともIH?

三菱総合研究所(mif「2024年ベーシック調査」)によると、ビルトインIHクッキングヒーターの所有率は、一戸建てで39.0%、集合住宅で21.4%、全体で30.6%となっている(※1)。
※1:「㈱三菱総合研究所・生活者市場予測システム(mif)」ベーシック調査(2024年6月、n=3万)よりパナソニックが集計

10年前の2014年に比べて全体で10%増加してはいるものの、IHクッキングヒーターは、1990年にパナソニックが日本初の家庭用200V IHクッキングヒーターを発売して、普及拡大が進んだのが2000年代と比較的新しいため、以前から親しんでいるガスを使い続けているという人も多いのではないか。

■約60%が「IHクッキングヒーターは火力が弱い」と思っている

実はこちらの回答、全部誤解だといっても過言ではないという。その主な理由は以下のとおり。

■IHの火力はガスと同等レベル

鍋そのものをヒーターのように発熱させるIHだから、高い熱効率でムダなく高火力。

パナソニックの200V IHの場合、火力「7」は2kW相当で、ガスコンロのハイカロリー大バーナー(4000kcal/h 、4.65kW)に相当する火力となっている。

それを上回る火力「8」「9」の設定もあり、3.2kWに相当する火力「9」なら、1Lの水が約2分強(※3)で沸かすことができる。もちろん、炒め物も充分な火力でシャキッと調理することが可能なのだ。
※3:直径21cm・定格4Lステンレス多層鍋の場合。水温20℃の水1Lを90℃にするまでの時間。

オールメタル対応のIHなら磁石がつかない金属鍋でも使用可能

IHには「鉄・ステンレス対応」と「オールメタル対応」がある。「鉄・ステンレス対応」の場合は、使える鍋・フライパンの材質に制限がありますが、最近はIH対応の鍋が増えてきている傾向だという。

また、「オールメタル対応」なら、耐熱ガラス・土鍋・陶磁器等以外の金属鍋は使用できるため、現在使っている鍋やフライパンを買替えることなく使うことができる(※4)。
※4:底が平らなものを使用。底が反っていたり丸いものなど、トッププレートに密着しない鍋は、上手く調理できない場合がある。

■鍋振りにも対応

IHは、電磁誘導を利用して鍋自体を発熱させるという仕組みで加熱するため、コンロにずっとフライパンや鍋を乗せておかなければならず、鍋振りができないイメージが抱いている人もいるのでは。

実は最近のIHは鍋がヒーターから離れても、再度鍋が触れた際にスピーディに火力を上げることができるので鍋振りも可能なのだ。

パナソニックIHは光火力センサーが搭載されており(※5)、鍋をコンロに戻すと瞬時に火力復帰するため、よりおいしく仕上げることができる。
※5:ビルトインタイプ本体幅75cm・60cmタイプ、据置タイプにおいて

■キッチンはそのまま、本体のみ単品交換が可能

ビルトインタイプの場合、コンロの交換はシステムキッチン全体の取り替えが必要だと思われがちですが、実はビルトインタイプも本体のみの交換が可能だ。コンロ台を使用している場合は、据置タイプの商品であれば、簡単に設置することができる。

なお、ガスからの交換の場合は、家庭の電気設備によって200V用の電気工事が必要になる。

関連情報
https://sumai.panasonic.jp/ihcook/

構成/清水眞希

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