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20代の頃から同じ髪型をしているミドルエイジ男性の割合は?

2024.11.04

若い頃は黒くフサフサに生えることが当たり前だった髪の毛。しかし、加齢とともに白髪が増え、毛量が少なくなるなど、何らかの悩みを抱えるようになったミドルエイジの男性は多いのではないだろうか?

毛髪・美容・健康・医療のウェルネス事業をグローバル展開するアデランスはこのほど、全国の35歳~54歳の男性208名を対象に、「ミドルエイジ男性の髪に関する意識調査」をインターネット調査で実施し、その結果を発表した。

35-39歳が最も毛量の変化を実感 40歳以降は「髪の細さ」にも悩む傾向に

現在の髪の悩みを尋ねたところ、全年代で「白髪が増えた」が最も多い回答となった。「白髪が増えた」と回答した人は、35-44歳は半数以下だったが、45-54歳では半数を超え、45歳を境に2人に1人以上が白髪に悩んでいる様子がうかがえる。

また、「髪が少なくなってきている」は、35-39歳は34.6%だったが、年齢が上がるにつれて悩みを抱える人が減少し、50-54歳では28.8%の人が回答している。このことから、35-39歳が最も毛量の変化を感じ始めている世代であることがわかる。

薄毛・抜け毛の要因による影響の一つに毛髪が細くなることが含まれるが、実際に、35-39歳と比較して40歳以降は「髪が細くなった」と回答する割合が高くなっている。

45歳を境に育毛剤・発毛剤の使用が増加 35-39歳はインナーケアでも髪悩みを対処

現在使用しているアイテムを尋ねたところ、ニオイやフケを予防する「薬用シャンプー」(54.8%)が最も多い回答となった。次いで「育毛剤、発毛剤」(32.1%)、「シャンプーブラシ」(27.4%)が続いた。

上位5位を年代別に見ると、「育毛剤、発毛剤」と回答した人が35-39歳は21.7%であったのに対して45-49歳では40.9%となっており、45歳を境に使用率が増加していることがわかる。また、35-39歳のみ「薄毛対策用内服薬、サプリメント」と回答した人が他の年代より多く、インナーケアにも重点を置いている様子がうかがえる。

※薬用シャンプー(ニオイやフケ予防)、シャンプーブラシ(頭皮用ブラシを含む)、インバスケアアイテム(ヘアパック等)、アウトバスケアアイテム(ヘアオイル等)

髪型を決める優先順位 35-39歳は見た目重視、50-54歳は社会的イメージも意識

髪型を決める際に最重要視していることを尋ねたところ、「手入れが楽であること」(33.7%)が最も多い回答となった。以下、「自分に似合っていること」(25.0%)、「仕事に差し支えないこと」(15.4%)、「年齢に合っていること」(12.5%)が続いた。

上位5位を年齢別に見ると、40-54歳は「手入れが楽であること」が1位であるのに対して、35-39歳のみ「自分に似合っていること」(28.8%)が最も多い回答となった。「悩みをカバーできること」(15.4%)が3位であることからも、35-39歳は手軽さより見た目を重要視している人が他の年代よりも多いことがわかる。

また、50-54歳では、「見られたい容姿のイメージになっていること」(7.7%)がランクインしており、管理職に就くなど就労環境での変化が生じやすい年齢になると、自分に似合っていることに加えて、社会的イメージも意識している様子がうかがえる。

ミドルエイジ男性の約3人に1人は20代の頃の髪型を継続

20代の頃と比較してやらなくなった髪型、施術を尋ねたところ、「20代の頃から変えていない」(33.3%)が最も多い回答となり、ミドルエイジ男性の約3人に1人が、20代にしていた髪型を現在まで継続していることがわかった。以下「カラー」(28.1%)、「パーマ」(24.6%)、「ブリーチ」(23.7%)が続いた。

30代から抜け毛、薄毛、ダメージを懸念する傾向 45歳からは年相応の髪型を意識

髪型についてやらなくなった理由を尋ねたところ、「年相応を意識するようになった」(31.6%)が最も多い回答となり、以下「抜け毛、薄毛につながりそう」(27.2%)、「髪へのダメージを気にするようになった」(25.4%)が続いた。前問で「カラー」、「パーマ」、「ブリーチ」が上位にランクインしていることから、「抜け毛、薄毛、ダメージ」を避けるため、これらの施術をやらなくなる傾向が読み取れる。

また、上位5位を年代別に見ると、35-44歳は「年相応を意識するようになった」が3位であるのに対して、45-54歳では1位であることから、45歳以降は年齢を意識した髪型を選んでいることがわかる。さらに、50-54歳のみ、「髪のボリューム不足でできなくなった」、「若い頃の髪型が似合わなくなった」がランクインしており、希望の髪型があってもできなくなってしまうケースもあるようだ。

<調査概要>
調 査 名:ミドルエイジ男性の髪に関する意識調査
調 査 対 象:35歳~54歳の男性208名(有効回答数)
調 査 期 間:2024年7月26日(金)~28日(日) 3日間
調 査 方 法:インターネットアンケート
調査委託先:株式会社マクロミル
※本調査結果では、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある

出典:株式会社アデランス

構成/こじへい

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