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ホリデーシーズンにオンラインで買い物を予定している人の7割以上がショッピング詐欺を懸念

2024.11.05

もうすぐ始まる年末商戦。アマゾンのサイバーマンデーやブラックフライデーなど、オンラインショップでもセールが展開されるので、冬休みシーズンに買い物をする人も多いと思う。

そこでセキュリティブランド「ノートン」は、日本を含む12カ国の消費者を対象に「冬休みシーズンのオンラインショッピングに関する意識調査」*1を実施したので、結果をお伝えしよう。

*1:調査対象国(12カ国):オーストラリア、ブラジル、チェコ共和国、フランス、ドイツ、香港、イタリア、日本、メキシコ、ニュージーランド、イギリス、アメリカ

98%の人が冬休みシーズンにオンラインを活用しての買い物を予定!AIツールは役に立っている?

2024年の冬休みシーズンに買い物をする予定がある人は69%となり、45%はオンラインショッピングだけで済ませると回答。その中でも42%はコスト削減のために、商品のリサーチに時間をさいたり、中古品などを購入する予定と答えていた。

5人に1人(18%)は、オンライン検索に3時間以上費やすと回答している。このシーズンに重なるブラックフライデーやサイバーマンデーに買い物をする人は3人に1人(34%)ということも判明。

冬休みシーズン中の消費者の買い物傾向を調査した結果、AIチャットボットを使用した人は9%もいるものの、そのうちの23%は、AIから不正確な情報を提供されたと回答があった。

一方で30%はAIツールやそこで提案されたおすすめは役に立ったとの回答もあり、AIを使用したオンラインショッピングには賛否が分かれる結果に。

またAIの話題では、AIショッピング詐欺の被害にあうことも懸念しており、昨年より9%多い59%の人が心配していると回答していた。

SNS広告からプレゼントを購入した人は48%いるものの、SNSへの信頼は低い

オンラインショッピングにおいて、SNS広告から購入したことがある人を聞いたところ、48%経験があると回答した。購入したことがある人の中でも最も多かったのはYouTubeの32%であり、ついでInstagramが31%で続く。

一方でSNS自体の信頼度について聞いたところ、最も高いのはLINEとYouTubeで39%となっており、買い物をするSNSとSNS自体の信頼度は異なっているようだ。

過去のホリデーシーズンに詐欺の標的になったことがあると答えたのはわずか3%という結果に。このうち67%が詐欺の被害に遭っていると回答した。

また、回答者の70%がサイバー犯罪の被害に、80%が個人情報の漏洩、71%がショッピング詐欺の被害に遭うことを懸念しており、昨年よりも詐欺被害にあう懸念が高まっていることがわかった。

一方で、65%がこの冬休みシーズンにオンラインで安全に買い物ができる自信があると回答していた。

調査概要
本調査は、Genの委託を受けたDynate社が、2024年9月2日~9月11日の期間にて、18歳以上の日本人成人1,001人を対象とするオンライン調査に基づいている。

関連情報
https://jp.norton.com/

構成/Ara

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