アプリ版ポケモンカード「ポケポケ」配信開始、株式会社ポケモン石原社長が熱い思いを語る

2024年10月30日、株式会社ポケモンは、株式会社クリーチャーズ、株式会社ディー・エヌ・エーと共同開発をしているアプリ『Pokémon Trading Card Game Pocket』、公式愛称『ポケポケ』のサービスを開始した。

『ポケポケ』は1996年から販売されているトレーディングカードゲーム（TGC）『ポケモンカードゲーム』のファン待望のアプリ版となっている。従来のポケモンカードのルールは踏襲しつつも、遊びやすいバトルを実現するためにデッキは20枚（※ポケモンカードゲームでは60枚）、一回の対戦も5分程度で遊べるようにデザインされている。

『ポケポケ』は10月30日、全世界でサービス開始

サービス開始前日となる10月29日、メディア向けの記念イベントが行なわれ株式会社ポケモンの代表取締役社長・CEOの石原恒和氏も登壇し、『ポケポケ』にかける思いを述べた。

株式会社ポケモン 代表取締役社長・CEO 石原恒和氏

※以下、石原氏のコメント全文

「皆さん、こんにちは。本日はようこそお越しくださいました。株式会社ポケモンの石原です。

いよいよ明日、『Pokémon Trading Card Game Pocket』が全世界でサービス開始となります。私自身も開発に関わった一員として皆さんにお届けできることを心待ちにしておりました。

今から28年前に私が株式会社クリーチャーズで開発したポケモンカードが今では93の国と地域で販売され、世界中の多くの人に楽しまれています。

本作、『Pokémon Trading Card Game Pocket』はさらに多くの方々にポケモンカードを届けることを目的に開発が始まりました。

誰でも、気軽に楽しめるように、毎日無料のパックを開封するだけでデジタルコレクションを増やしていくことができます。

また、バトルも短い時間で遊べるように最適化しました。

スマートフォン向けに配信される国と地域は150に及び、すでに事前登録者数は700万人を突破しています。

皆様にも『Pokémon Trading Card Game Pocket』を通じて世界中のプレイヤーと一緒にコレクションしたり、バトルをする楽しさを味わっていただけたら嬉しく思います。

ぜひ期待してお待ちください。ありがとうございました」

毎日2パック無料で開封することができる

生理的な気持ち良さを追求し、画面を指でなぞることで『シュパーン』と開封することができるように設計されたカード開封画面

1996年当時の懐かしのイラストのカードも収録されている

もちろん、今回のために新たに書き起こした新規のイラストまで様々なカードが登場する

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※画面は開発中のものです。

取材・文／峯亮佑