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アウディがプレミアムSUVクーペ「Q8」「SQ8」をアップデート、エレガントとスタイリッシュを追求

2024.10.30

アウディジャパンは、プレミアムSUVクーペの新型「Q8/SQ8」を全面的にアップデートし、2024年10月24日より販売を開始した。

SUVクーペとしてのスタイリッシュなキャラクターを強調

アウディは、プレミアムSUVクーペのQ8シリーズをクリアなデザインと最新の優れたテクノロジーを採用してアップデート。今回のアップデートでは、2DのAudi ringsをはじめとする新しいCIを採用。新しくなったフロントセクションとリヤセクションに構成されるエクステリアデザインは、SUVクーペとしてのスタイリッシュなキャラクターを強調すると同時に、インテリアはファーストクラスの居住性をもち、どんなシーンにも対応する優雅さと快適さを提供するモデルとなる。

さらに、Q8シリーズに初めて採用されたレーザーハイビーム付きHDマトリクスLEDヘッドライトには、ユーザーが4種のライトシグネチャーを選択できるデジタルデイタイムランニングライトが装備されていおり、デジタルOLED(有機EL発光ダイオード)リヤライトは、4種類のライトデザインを選択可能となっている(ともにオプション)。

スポーティでエレガントなエクステリア

今回のアップデートは、2019年にQ8が日本市場に初めて登場して以来の全面的なアップデートとなる。スポーティでエレガントなデザインをさらに強化し、アウディの新しいデザインランゲージの採用を特徴としている。これまで以上に無駄を削ぎ落したフォルム、洗練されたボディパネル、さらに大容量を積載できるQ8は、都会的風景にも溶け込みながら、さまざまなライフスタイルのニーズに応えることができるモデル。その短いオーバーハングと長いホイールベースは、特徴的な力強く自信に満ちたプロポーションとなり、多彩なボディカラーとホイールによって、キャラクターがさらに強調されている。

また八角形デザインのアウディ シングルフレームグリルは、従来より幅広になり、印象的な垂直方向のインレイが装着されている。ベースモデルには、ティアドロップ形状が採用され、S lineおよびSQ8では、L字型のデザインが採用されている。Aシリーズとの明確な区別ができ、Q8がアウディのトップモデルであることが一目でわかる。さらに、グリルの輪郭とポジションがより高くなったヘッドライトとの斬新な調和により、フロントにまったく新しい印象を与え、特徴的な新しいエアインテークとともに、Q8の自信に満ちたエクステリアをさらに強調している。

さらにアウディは、体系的に装飾的な要素を削ぎ落とし、これまで以上にクリアで純粋な外観を創出している。特にS lineには、フロントバンパー、ドアアタッチメントトリム、ディフューザーの一部にコントラストカラーを採用して、SUVクーペとしてのスポーティでエレガントな外観を強調している。また、フロントバンパーのサイドエアインテークが明確に強調され、さらにスポーティな外観を与えている。なお、すべてのグレードに、高品質で視覚的に魅力的なテールパイプを備えたエキゾーストシステムを備えている。

ユーザーの個性を反映するヘッド&リアライト

Q8にはLEDヘッドライト、S lineにはダイナミックターンインディケーター付きマトリクスLEDヘッドライトが標準装備され、さらにオプションとして、アウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトが設定される。このヘッドライトは、左右それぞれ24個のLEDと高出力レーザーダイオードから構成され、ヘッドライトに組み込まれたレーザーテクノロジーを象徴するブルーのポジションライトによって、視認性が向上している。

このレーザーライトは、70km/h以上での走行で作動し、ハイビームの照射範囲が大幅に拡大。HDマトリクスLEDヘッドライト装着モデルには、デジタルデイタイムランニングライトが新たに追加された。ユーザーは、MMI上を介して4種類のライトシグネチャーの中から選択することができ、それぞれの個性や好みを反映したエクステリアの演出を創り出すことができる。

リヤライトには、デジタルOLEDリヤライトがオプションとして用意されている。4つの点灯パターンから選択することができ、アシスタンスシステムと連動した近接表示機能が採用されている。停止しているQ8の後方2m以内に後続車両が近づくと、コントロールユニットがすべてのデジタルOLEDセグメントを自動的に点灯させ、車間距離を知らせる。また、ダイナミックターンインジケーターや、カミングホームおよびリービングホームシーケンスが含まれる。なお、SQ8には、S lineでオプション設定であるレーザーライト付きHDマトリクスLEDヘッドライトが標準装備され、デジタルOLEDリヤライトはオプション設定となる。

効率的かつパワフルなパワートレインとオールホイールステアリング

このQQ8は、最高出力200kW(272PS)、最大トルク600Nmを発揮する50 TDI V型6気筒3.0ℓ直噴ディーゼルエンジンと、最高出力250kW(340PS)、最大トルク500Nmを発揮する55 TFSI V型6気筒3.0ℓ直噴ガソリンエンジンの2タイプを用意し、8速ティプトロニック、quattroフルタイム4輪駆動を採用している。また55 TFSIは、さらなる高効率と快適な走行を実現する48V電源とリチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を採用したマイルドハイブリッド(MHEV)システムを搭載している。

そしてS lineにオプション設定(SQ8に標準装備)されるオールホイールステアリングは、安全性と快適性をさらに向上させる。このステアリングを搭載した場合、低速では、後輪は前輪とは逆方向に最大5°切れる。これにより、回転半径は0.6m小さくなり、5.6mとなるために、狭い道での取り回し性が向上し、車体のサイズを感じさせない。その一方で、高速走行時には、後輪を前輪と同じ方向に切るために、快適性と車線変更時の安定性が向上する。

圧倒的なパフォーマンスを発揮するSQ8

SQ8には、スポーティな遺伝子が組み込まれており、デザインを一新したアウディのSモデル専用のフロントスポイラー、印象的なリヤディフューザー、左右4本出しのテールパイプールパイプを特徴としている。シングルフレームグリルには、スポーティなカラーのL字型インレイが配置され、大きなエアインテークにはハニカムグリルが装着されている。

さらに、ドアミラーハウジング、シングルフレームのインレイ、サイドエアインテークのエッジ、サイドスカートのインレイは、スポーティなアルミ調仕上げとして、存在感を高めている。インテリアは、Sのロゴ付きダイナミカ/レザーのスポーツシートやブラックのヘッドライニング、 専用ビューを備えたアウディ バーチャルコックピットプラスなどにより特別感を演出している。

このSQ8には、最高出力373kW(507PS)および最大トルク770Nmを発揮する4.0 TFSI V型8気筒4.0ℓ直噴ガソリンエンジンが搭載され、8速ティプトロニックとquattroフルタイム4輪駆動システムが組み合わされている。0~100km/hをわずか4.1秒で加速し、最高速度は250km/hに電子的に制限されている。

そして1-3-7-2-6-5-4-8の点火順序を備えた4リッター直噴V8エンジンは、スポーティで重厚なサウンドを奏でる。低中負荷状態および一定の加速条件にて、シリンダーオンデマンドシステムが、燃料噴射および点火を止め、吸気バルブと排気バルブを閉じることで、2番、3番、5番、8番のシリンダーを休止させ、高性能と高効率を両立させている。

SQ8のために用意された、オプションのアドバンストサスペンションパッケージには、より軽快で正確なハンドリングを実現するリヤスポーツディファレンシャルと、凹凸のある路面でボディの動きを軽減したり、コーナリング時にロール角を大幅に減少させ、車両のハンドリングをより正確にする、アクティブスタビライザーが含まれる。また、オールホイールステアリングが、SQ8に標準装備される。

加えてフロントのブラックのブレーキキャリパーには、アウディのSモデルであることを象徴するSロゴが装着されていおり、オプションでレッドキャリパーも選択可能となっている。

【メーカー希望小売価格】

関連情報:https://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html

構成/土屋嘉久

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