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電通のAIうえおLabが子どもが覚えた言葉で絵本を自動生成する「AIえほん」のプロトタイプを公開

2024.10.30

電通で、教育のためのAI活用を研究する「AIうえおLab(あいうえおらぼ)」は、子どもの言葉の世界を広げることを目的とした「AIえほん」プロジェクトの第一弾として、「おぼえたことばのえほん」のプロトタイプを、2024年10月25日〜11月9日の読書週間の間、期間限定(※)で無料公開している。
※ 本サービスはプロトタイプ版のため、公開期間中でも予告なく終了することがあります。

子どもが覚えた言葉をタブレットなどに入力すればAIが物語を生成

この「AIえほん」は、子どもが覚えた言葉をタブレットやスマートフォン、パソコンで入力するだけで、AIが関連ワードを使用して物語を生成してくれるサービス。覚えた言葉と、その周辺にある言葉のつながりを知ることで、言語習得のきっかけにしてもらうことを目指すという。

◎「おぼえたことばのえほん」プロトタイプhttps://ai-ueo.jp

■言葉を覚えはじめる1歳以降の子どもへの読み聞かせに最適なサービス

「おぼえたことばのえほん」は、「ママ」や「パパ」といった言葉を覚えはじめる1歳以降の子どもへの読み聞かせに最適なサービスだ。AIがつくる絵本は「〇〇がみているせかい」というタイトルで、たとえば子どもが覚えた言葉として「くるま」を入力すると、「くるまがみているせかい」という絵本が生成される。

同社では「子どもが覚えた言葉の「よこにあるもの」「うえにあるもの」「したにあるもの」など、関連するものや周辺の言葉を紹介する物語によって、子どもたちは新しい言葉を知り、世界を広げていくことができます」と説明している。

「AIえほん」は、今後も子どもの教育に役立つことを目的としたシリーズ展開が検討されている。

現在、同社では「おぼえたことばのえほん」の商品化や、第二弾以降の企画などに際し、AIを使った子ども向けサービスの共同開発パートナーや参画企業を募集している。

関連情報
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/1025-010793.html

構成/清水眞希

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