自動車大国である日本では、トヨタ、ホンダ、日産など、多くのグローバルブランドがしのぎを削っているが、国内で最も人気を博しているメーカーはどれなのだろう。
「LINEリサーチ」では、全国の10~60代の男女を対象に、一番好きな日本の自動車メーカーと、その理由について調査したので、結果をお伝えしよう。
すべての年代別で「トヨタ」「ホンダ」「日産」がTOP3!
日本の自動車メーカーの中で、一番好きな自動車メーカーを聞いたところ、全体1位は「トヨタ(TOYOTA)」で、37.6%の高い割合となっていた。2位以降は、「ホンダ(HONDA)」「日産(NISSAN)」が1割台で続く。
年代別にみると、「この中に好きな日本の自動車メーカーはない」の割合は、年代が若くなるほど高くなっており、20代では2割超、10代では3割弱であった。
「トヨタ」は、女性よりも男性の割合がやや高く、特に40代以上の男性では4割超と高くなっている。また、60代男性では「ホンダ」の割合が2割弱と、ほかの層と比べて高い割合であった。
そのほかにも、「スズキ(SUZUKI)」は女性の割合がやや高く、中国地方では「マツダ(MAZDA)」が4位に入っていた。
一番好きな日本の自動車メーカーTOP3の好きな理由
一番好きと回答した日本の自動車メーカーについて、好きな理由を聞いた。
全体で1位となった「トヨタ(TOYOTA)」を好きな理由は、「安全性が高い」が約3割で1位であった。2位「耐久性が高い/長く乗れる」、4位「有名なメーカーだから」はどちらも2割台で、ほかの自動車メーカーと比べて高い割合となっている。
全体2位の「ホンダ(HONDA)」を好きな理由では、「デザインや形が好き」が約3割で1位に。3位の「親しみやすさがある」も2割台後半と高く、自動車メーカーの中で最も高い割合となっていた。
全体3位の「日産(NISSAN)」を好きな理由としては、「デザインや形が好き」「親しみやすさがある」が2割超でTOP2にランクイン。3位以降には、「運転しやすい」「技術力がある(最先端/先進的な技術など)」が続く。
そのほかにも、「スバル(SUBARU)」「マツダ(MAZDA)」は、「デザインや形が好き」が3割台後半~4割台後半の高い割合であった。「マツダ」では、「車の色が好き」という理由も2割弱で高め。
「スバル」は、「安全性が高い」「走行性能が高い」「技術力がある」がいずれも3割台後半と、ほかの自動車メーカーと比べて最も高くなっていた。
「スズキ(SUZUKI)」「ダイハツ(DAIHATSU)」では、「軽自動車が充実」「価格が手ごろ」という理由が、ほかの自動車メーカーと比べて高い割合となっている。
調査概要
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2024年8月2日~2024年8月6日
有効回収数:5255サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある
関連情報
https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/45588091.html
構成/Ara