ハーマンミラージャパンは、「Eames Lounge Chair and Ottoman(イームズ ラウンジチェア&オットマン)」の新モデルとして、張地に竹由来の新素材を使用した「Eames Lounge Chair and Ottoman Bamboo」の販売を開始した。
従来のものより最⼤35%カーボンフットプリントを削減
「Eames Lounge Chair and Ottoman」は、ミッドセンチュリーのデザイン界を牽引したチャールズ&レイ・イームズがデザインしたラウンジチェア&オットマン。チャールズ&レイ・イームズにより1956年にNBC放送の番組内で初めて紹介され、それ以降Herman Millerによって製造、販売されている。
20世紀を代表するファニチャーデザインのひとつであるこのチェアは、美術館や家庭、オフィス、映画の撮影現場などあらゆる場所で愛⽤され、時代を超越したデザインは、傾斜した座⾯と座る⼈にフィットする形状で快適な座り⼼地を提供している。
そんな「Eames Lounge Chair and Ottoman」の張地のラインナップに、竹由来の新素材が追加。この竹由来の素材は、柔らかくしなやかで耐久性に優れ、傷や⾊あせにも強いため、ハンドバッグやシューズ、⾼級⾞の内装などにも使われているとのこと。
また、⽵は成⻑が早く、他の樹⽊よりも多くの⼆酸化炭素を吸収する⼀⽅、他の樹⽊の3分の1程度しかその成⻑に⽔分を必要としない⾮常にサステナブルな資源といわれており、⽵由来のこの新素材を張地に採⽤することにより、従来のものより最⼤35%カーボンフットプリントを削減することができる。
価格は1,079,100円~。なお、カラーは、今回の新⾊となるラセットに加えて、アイボリー、ブラックの3⾊で展開。それぞれ既存のシェルタイプ(ウォールナット、サントスパリサンダー、ホワイトオーク、エボニー)のいずれにも合わせることができ、サイズもクラシックとトールから選択できる。
関連情報
https://hermanmiller.co.jp/collections/lounge-chair/
構成/立原尚子