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ゼンハイザーが装着したまま会話ができる2段階構造フィルターを搭載したイヤプラグ「SoundProtex PlusPlus」を発売

2024.10.25

Sonova Consumer Hearing Japanは同社が展開するゼンハイザーブランドより、耳への負担を大きく軽減しながらバランスの取れたサウンド体験を可能にしたイヤプラグ(耳栓)「SoundProtex PlusPlus」を発表。2024年10月22日から発売を開始した。

価格はオープン価格。実勢価格は約1万4300円(税込)。その主な特徴は以下のとおり。

特許取得済したメンブレンフィルターで音量を均等に低減

SoundProtex Plusは特許技術を取得した2段階構造のフィルター、チューニングを施したメンブレンとダンピングフィルターの搭載により高域から低域までの全体帯域の音量を均等に抑制。

これにより、従来のイヤプラグでは装着すると極端にこもった聞こえ方になることが多い中、SoundProtex は適切な音量へと抑えるためクリアで上質な音を快適に感じることが可能になったという。

周囲の音を完全に遮断することなく過剰な音量から耳を守り、負担を軽減。この2段階構造のフィルター技術で装着したままでも会話をすることができると、同社では説明している。

■シーンに合わせて音量カットレベルを選べるフィルター

SoundProtex Plusには4つのフィルターがあり、音量やノイズカットのレベルを調節することが可能だ。

ローがカットレベルが最も低く、フルブロックが最も音量をカットするフィルターとなる。ローフィルターは落ち着いた雰囲気のコンサートやレストランなどで音量を抑えたいとき、ミッドやハイフィルターは大きな音量のライブやイベント、旅行などに最適。フルブロックのフィルターは就寝時など最も音量を抑えたいときの使用がおすすめ。

このように自身の好みとシーンに合わせてフィルターを変えることができる。

■確かなノイズカットを実現

それぞれのフィルターでの音量の平均的な低減率は以下の表のとおり。低減したい音量のレベルは、シーンや気分に合わせてフィルターを選んで低減したい音量を使い分けることが可能。

■その他の特徴

製品素材には医療レベルのTPE 素材を使用しているほか、アレルギー反応を引き起こす可塑剤は不使用なので、肌に優しい付け心地を実現。またソフトでフレックスな素材なので、長時間装着していても不快になりにくい仕様になっている。使用後は布で拭いたり水洗いをできるので、繰り返しの使用が可能だ。

またSoundProtex Plus には3サイズのイヤプラグを同梱。自分に合った最適サイズを選ぶことで、より高いパフォーマンスを発揮してくれるはずだ。

関連情報
https://www.sennheiser-hearing.com/ja-JP/

構成/清水眞希

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