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音でウェルビーイング!?自分の中心にチューニングするためのマインドフルネスへ導く「チャイム」とは?

2024.10.25

音は私たちの心と体に深い影響を与える力を持っています。心地よい音やリズムはストレスを和らげ、感情を落ち着かせ、全体的なウェルネスを向上させる重要な要素、「サウンドヒーリング」としてさまざまな療法やリラクゼーションにも取り入れられています。

今回は、透明で伸びの良い音が空間に広がり、気分転換や脳と心のノイズリセットなどに適していると言われている「チャイム」について、サウンドバス専門楽器ブランド Meinl Sonic Energyの公式アンバサダーであるCrystal Om さんと、チャイムを愛用している、陶芸家であり茶人の山田翔太さんにお話を伺いました。

集中したい時、揺るがない自分にチューニングしたい時、チャイムの澄んだ、どこまでも伸びていく音に集中

────とても透明で澄んだ音が広がりますが、その音が持つ響きが瞑想やマインドフルネスにとても効果的とされていますよね? 実際に愛用されている方はどのようにライフスタイルに取り入れているのでしょうか?

Crystal Omさん 「音楽の演奏中やセラピー、瞑想やヨガクラスの終了時など、みなさん自由にお使い頂いていますが、心を静めたいときや集中したいときに使うことが多いかもしれません。私の場合、毎朝瞑想をしているのですが、その前に鳴らしています。音がとてもよく伸びるので、その音を追いかけ目を瞑るだけでもマインドフルネス瞑想になりますから、うまく集中できないときは、このような方法でマインドを切替えやすくなります」。

────山田さんはどのように取り入れていますか? またチャイムと出会ったきっかけを教えてください。

ENERGY CHIME(MEINL SONIC ENERGY)

山田翔太さん 「僕は真言宗で得度していまして、毎朝、般若心経を読むんです。その前に場を浄化するというイメージで今朝も使ってきました。

作陶する時、結局は自分の状態がその物に伝わるんです。自分を媒介として物ができていると考えると、なるべく自分が綺麗な媒介でいなければ、と思っているので、常にどうやったら自分を整えられのか考えているんです。その中で出会って興味を持ったひとつがチャイムです。

きっかけは、Crystal Omさんと一緒に開催しているイベント「Yohaku salon」でCrystal Omさんが鳴らしているのを見たことですね」。

Crystal Om さん 「私もクリスタルボウルのセッションがある日は必ず自分を整えるためにヒーリングへ行き、会場に向かうようにしています。だから今お話を聞いていて、山田さんとやっていることは違えど、とても近い感覚かなと思いました」。

────お経もある意味、音ですし、音が自分の周りの環境や体調面、精神面などを整えるためにすごく重要だと感じることはありますか?

山田翔太さん 「かなりそれは感じています。音の力はすごくあると思います。

僕がやっていることは物を作ったり、お茶を点てたりと物質的ことではあるのですが、結局その後ろにあって重要なのは自分が安定したいい状態でいることで、そこを担っているひとつが僕にとっては音なんだろうなって思っています」。

────仕事をする際にも音を使うことはありますか?

山田翔太さん 「もともと音叉を鳴らしたり、今は般若心経を読んだりしてからお茶会、見立てを始めているんです。お茶会を始める前って結構バタバタするんですよね。だから瞑想の時間を作る意味で目をつぶって頂いて、その間に僕が般若心経を読むんです。

見立ては自分らしいモノの見方を映し出すお茶の技法ですから、感性が開いた状態、自分のモノの見方ができてから始めることで何を感じるのか?というのも僕のお茶会のテーマになっていますので」。

Crystal Om さん 「慌ただしい中で物を見たり感じたりしようとしても、思考が先に立ってしまいますよね」。

山田翔太さん 「心を整えるとか、安定するとか、自分の感性を開くとかって場がすごく大切だと感じていて、場を整えるためにも音がすごく効果的だなと思います。般若心経も言葉の音なんですが、音の波ってどこまでも遠くに広がっていくじゃないですか。だから音の波で空間を整えていくというイメージですよね」。

Crystal Omさん 「私は家族が出かけるときに、玄関で火打石の役割として鳴らして送り出しています」。

────なるほど。慌ただしい時間から、安定して心が落ち着いている本質的な自分に戻るためには、場から整えることが大切なんですね。そしてそういうときにも音が効果的ということですね。

山田翔太さん 「お茶の席にも様々な音があるので結構聴覚を使うんです。例えば炭の弾ける音とか、ひしゃくでお水を返したときのすごく美しい音とか。それから、茶筅でお茶を点てるときのシャカシャカっていう音も僕は大事にしていて、その音がリズミカルで一定で心地よければいいお茶ができます。だからお茶を点てるときには目をつぶって聴覚情報意外、何も使わないんです。

お茶の点て方を教える時も、僕の音を聞いて近づけてくださいと伝えます。動きにフォーカスすると真似るのって難しいんですけど、音をイメージすると体がその音に合わせようとするんですよね」。

Crystal Om さん 「山田さんなりのチューニングですね」。

山田翔太さん 「まさにそうですね。私たちが音を一番感じるのは聴覚ですが、単に「耳で聞く」だけではないんですよね。音の波、振動はどこまでも広がって、私たちの全身や皮膚にも触れています。だから心と体に深く影響を与えることができるんだと思います」。

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