時間を効率的に使うタイムパフォーマンス、いわゆる「タイパ」を重視するZ世代が増えているという。では、日常生活の中で特にタイパを重視するシーンや捻出した時間の使い道はどうなっているのだろうか。
otalabは、47都道府県在住のZ世代992人を対象に「Z世代のタイパ意識」に関する調査を行ったので、結果をお伝えしよう。
Z世代の6割以上が『タイパを意識している』、約7割が動画を視聴するときに『倍速』や『スキップ機能』を利用
最初にZ世代間での『タイパ』という言葉の認知度について知るべく、「タイパという言葉をもともと知っていましたか?」という質問を行ったところ、Z世代の『約6割』が知っていたと回答し、Z世代の中でタイパという言葉が浸透してきていることが伺える。
続いて、Z世代がどのぐらいタイパを意識しているのかを知るべく、「タイパを意識していますか?」という質問を行った。回答を見てみると、約6割が『意識している』、『少し意識している』という結果に。
この結果から、Z世代の多くは日頃から時間の使い方を意識しながら行動していることが分かった。
近頃Z世代が動画視聴を行う際に倍速視聴やスキップ視聴のような「タイパを意識した動画視聴」が定番化しているといわれているが、実際どれぐらいの人が行っているのだろうか。
真相を知るべく、「動画を視聴する時に倍速やスキップ機能を利用しますか?」という質問を行った。
回答を見てみると、『約7割』が倍速やスキップ機能を利用して動画を視聴しているという事実が明らかに。
この結果から、Z世代の動画視聴におけるタイパ意識は高く、時間を短縮して内容を知りたいという考えの人が多いことが見受けられた。
では、Z世代の人々が日常の中で自然とタイパを意識して行っていることは何なのだろうか。その実態を知るべく質問を行ったところ、最も多かったのは『ながら行動』であり、次に『電子決済を使う』、『動画を倍速などで見る』と続く結果に。
この結果から、様々な場面で効率よく時間を短縮した行動が日常的に行われていることが分かった。
Z世代が日常の中で特にタイパを重視しているのは『仕事』、次いで『食事』
続いて、Z世代の人々が日常の中でタイパを意識している部分について知るべく、「日常の中で特にタイパを重視しているのはどの部分ですか?」という質問を行ったところ、最も多かったのは『仕事』であり、次に『食事』と続く結果に。
この結果から、1日の半分以上を占めている『仕事』や意外と手間のかかる『食事』にタイパを重視している人が多いことが分かった。
タイパを意識して捻出した時間を『趣味』に充てている人が最も多い
Z世代の人々はタイパを意識して捻出した時間をどこに充てているのだろうか。回答を見てみると、『趣味』に充てている人が最も多いことが判明。
また、その他には『睡眠』や『食事』と回答した人も多く、自身の毎日の生活を快適に余裕を持って過ごすためにタイパを意識している人が多いことが見受けられた。
調査概要
調査期間:2024年8月9日~2024年8月15日
調査機関:株式会社アップデイト(自社調査)
調査対象:47都道府県在住の18~27歳男女
有効回答数:992
調査方法:インターネット調査(「Fastask」使用)
※otalab調べ
出典:https://otalab.net/press_z_taipa/
構成/Ara